縁起が良い




縁起という言葉は年齢を問わず多くの人が使っています。

この「縁起」という言葉はどのようなときに使っていますか?

「縁起」は元々は仏教からの言葉です。

縁起を担ぐ、縁起物、縁起のいい日など、日本人は古くから「縁起」という言葉を多く使用してきました。

あまり意識しないで使っていますが、これから起こることを予想するときに使っていることが多いようです。吉兆の前触れや兆しという意味で「縁起がいい」と使われますね。

例えば、初夢に富士山を見た!となると今年一年良いことがありそうな気がしますよね。

幸多く生きていくためにも、生活に縁起物を取り込み、縁起の良いものを知っておくと便利です。どのような縁起物やジンクスがあるのかをご紹介します。


幸せのサイン・予兆


白蛇に遭遇する

縁起物でも滅多に遭遇することのない白蛇です。実際に白蛇を見なくても、夢に出てきた場合も吉事の前兆です。白い蛇は、そもそも突然変異で色素を失い白くなり、大変珍しい現象ですので神の化身や神の使いとも言われています。また、金運上昇の予兆でもあります。宝くじなどを購入してみるのも良いでしょう。

茶柱が立つ

こちらは、最も有名なジンクスかもしれませんね。朝入れたお茶に茶柱が立つと縁起が良いと言われています。特に茶碗の真ん中に茶柱が立つと良いとされています、茶柱が立ったときは、人に話さないで黙っていることで吉事が訪れます。また、昼以降に立った茶柱は、他人のものと言われ縁起のいいものとはされていません。

爪に白い点々ができる

爪に小さな白い点ができると『幸運の白点』や『幸運の星』ともいわれ、幸運のサインだと信じられています。きれいな丸の形、くっきり白点になるほど、そのパワーは強いです。幸運の白点と言うのは、爪に1個〜2個くらい小さい1o前後の丸い点が爪に現れた場合を言います。爪に現れてから、爪先に上がり白点が消えてなくなるまでの約3ヵ月間が幸運の期間と言われています。

燕が家に巣を作る

古くから、ツバメは縁起のよい鳥、吉をもたらす鳥とされており、“ツバメが巣をかける家は栄える”などと言われ、とくに屋内や座敷などに巣を作るのは最高によいことだとされました。渡り鳥として環境の良し悪しを熟知しているツバメが、色々と吟味して子育てに適していると判断した場所は、恵まれた環境だと言える訳ですね。逆に、ツバメは不幸とか火災などが起こる家には入ってこないともいわれます。

朝蜘蛛を見つけた

こちらも有名ですが、朝に見つけたクモは昔から福やお客さんを連れてくる前兆だと言われます、朝のクモを殺しては災いが起きるというジンクスがあるほどです。また、蜘蛛は晴天の日にしか網を張りません。朝、蜘蛛が網を張っている姿を見つけたらその日は一日良い天気である可能性が高いと言えます。朝の蜘蛛は幸運を呼び、夜の蜘蛛は泥棒が来る前触れだとも言われます。

鳥のフンが落ちてきた

糞には「ウン(運)が付く」と言われています。語呂合わせ的な物ですが、多くの人はこれを天から富を授かるサインだと信じています。しかし、これは気持ちの良いことではないですし、そのときは困ってしまいますが、これは幸運がもうすぐそこまで来ているということです。事実、鳥は幸運と結びつけて考えられる生き物です。前向きに捉えましょう。

四つ葉のクローバーを発見

本来は三つ葉であるクローバーは葉の枚数が多くなるほど珍しく、四つ葉のクローバーは幸せのシンボルとされ、世界共通とも言えるラッキージンクスです。希望・誠実・愛・幸運と1枚1枚に意味があります。偶然発見したらとっておきたいですね。

お天気雨に遭遇

お天気雨は別名「狐(キツネ)の嫁入り」「日照り雨」などとも言われ、晴天なのに雨が降ること、空に雲がない状態で雨が降ってくる現象をお天気雨といいます。明るく晴れた空からシャワーのように柔らかい雨が降り注ぐ、この不思議な天候に神秘的な印象を受けるものです。豊作の吉兆ともされ、幸運のサインと言われています。また、天気雨の時は虹を高確率で見ることができ、ダブルでラッキーです。

後光(ごこう)を見る

「後光」(ごこう)とは、光のカーテンのような現象のことで薄明光線と言います。太陽が雲などの上に隠れて見えない状態で、その雲の隙間から太陽光が降り注いでいる景色のことです。この神秘的な光は昔から「天使のはしご」「天使の階段」「光芒」とも呼ばれており、とても縁起の良いものとされてきました。どんよりとした曇り空の切れ間、隙間から差しだす光は希望が湧きますよね。

服を裏返しに着てしまった

これは一見、恥ずかしいことと思ってしまいますが、実はとても縁起が良い、幸運のサインだと言われています。わざと裏返しに着てもダメですが、意識せずに裏返しに服を着てしまったのなら、まもなく、意外なものをプレゼントされたり、嬉しい知らせが訪れるかもしれません。わざと裏返しにきても意味がありませんので、ご注意を。

手のひらがかゆくなる

これはお金関連の運気が上昇しているサインだと言われています。というのも、手のひらの中心にはオーラや気の出入り口があり、ネガティブな悪い気が排出されているときに痒くなると言われているからです。手のひらが何故かムズ痒い、そんな時はお金が転がり込んでくる、ラッキーなことが起こる前触れだと思って明るい気持ちで居ましょう。

流れ星を見た

こちらも有名ですね。流れ星を見て、その場ですぐに願いごとをすればまもなく願いが叶う。それはその時のあなたにとって最善な幸運がやってくる、というサインです。流れ星は「3回同じ願い事をすると願いが叶う」というジンクスがありますが、それは願いを強める為のおまじないです。いつでも言えるようお願い事を準備しておきましょう。


上記の例はほんの一部ですが、このように古くから日本だけに限らず縁起の良い出来事とされるものが多数あります。その場面に出くわしたらワクワクしておきたいものですね。


[招福]縁起の良い動物[生き物]


・鶴
・フクロウ
・鳩
・孔雀
・ニワトリ
・オシドリ
・猫
・亀
・蛙
・蛇
・鯛
・海老
・ウサギ
・ヤモリ
・狸
・てんとう虫
・タコ


[招福]縁起の良い食べ物[験担ぎ]


★おせち料理
・蓮根
・おむすび
・とんかつ
・納豆
・ウインナー
・赤飯
・バームクーヘン
・鯛料理



さまざまな縁起物をうまく取り入れて、より一層豊かに運気アップを目指して生きましょう。

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縁起が良いの類語、関連語、連想言葉

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