「何も見えなくてもいいんだよ。」
久遠(Kuon)
誕生:6月9日
年齢:22歳
身長:165cm
一人称:わたし
二人称:貴方
趣味:お菓子作り、写真
*(原作軸)
「わたしは色をあいしてるから。」
太陽のような光を纏う、武装探偵社の花。よく笑い、周囲を巻き込む姿は、見ているだけで希望を与える。
色素の薄い飴色の髪をボブカットにしており、左右の横髪だけを腰の辺りまで伸ばしている。同色の眼は、他人をとらえると、愉しげに煌めき放つ。話しかけやすい上に、何もかも晒しているようで、意外と秘密の多い人物。前職は、太宰と同じく謎に包まれている。
言葉遣いは意識して崩しているものの、仕草のひとつひとつに育ちの良さをうかがわせる。
*(過去軸)
「そこを退いてもらえませんか。……邪魔なので。」
輝かしい容姿を持ちながらも、黒という色しか知らない少女。ポートマフィアの構成員。
必要なこと以外の一切の無駄を嫌い、心を許していない人間の前では辛辣な口調で話す。それでいて、言葉の端々には暖かさのようなものが滲む。首領のお気に入り。
かつては財閥の令嬢だったが、マフィアになった際、その姓は捨てている。当時の「三島久遠」は表向きは死亡したことになっており、彼女が自身について語る機会はもうない。
*異能力「宴のあと」
色を奪う能力。人であれ、物であれ、対象のもっている色彩を自由に取り上げ、操作できる。発動条件は、久遠の視界に1ミリでも入ること。
使い道もたくさんある一方、異能そのものは強力ではないので、後方支援を担当することが少なくない。ごく普通の調査に始まり、戦闘、間諜……どんな仕事も卒なくこなすが、すべては彼女の器用さあってのこと。能力を使ったあとには色とりどりの光の粒子が舞う。その様が宴の光景を思わせる為、この名がついた。
*太久
「織田作之助」という男を介して結び付いているふたり。ポートマフィア時代、織田作に向けられる咲き誇るような笑みを目にしてから、太宰は久遠を想いはじめる。親友の隣にいるのが誰よりも似合う、決して自分の方を振り返ってはくれない女を。
然れど、細やかな想いは或る事をきっかけに形を失くしてしまう。久遠はそんな太宰に手を差し出した。「何かを見ようとしなくて良いんだよ。」、と。その日から、太宰治と久遠は一緒にいるようになった。武装探偵社に入った今でも、関係はずっと続いている。お互いに何処でも行けるのに、何処へも行こうとしない、ふたりぼっちの関係を。