アベル・ローゼンミュラー

北の大国の王太子。母譲りの豊かなブルネットの長髪と、輝く紫色の虹彩の美少年。中性的な顔立ち。
一人称 私
二人称 君、貴方、……殿

穏やかで理性的な性格。人当たりがよく勤勉でにこやかに微笑む好青年。誰かに嫌われるということの有り得ないような素晴らしく出来た人。
能力も期待を裏切らず素晴らしいもので、王族特有の強大な魔力を自在に使いこなし、また政の才も持ち合わせている。
自分の本心はともかくとして、国のためにあれと幼い頃から教えこまれてきたため自らの本心を押し殺して生活してきた。その為、一般に言われる「神童」として持て囃されてきた。
抑圧されることに慣れているが、それに対して不満を抱かない訳では無い。
何故かイヴェットに執拗に絡んでくる。
王家の人間のため、全ての属性を行使できる。