拝啓
秋冷の侯と言いますが、朝夕が冷え込みすっかり秋島の気候へ移り変わりましたね。紅葉前線に差し掛かるのが楽しみです。
同じ船上にいるのにどうしてか船長からお手紙を頂くと嬉しくて舞い上がってしまいます。船長はどうでしょうか?…なんて、とても口には出せませんが。人肌恋しくなるのも秋の夜長の叙情でしょうね。
毎晩遅くまで明かりが灯っていますが、お身体に気をつけて下さい。船長は昔から真面目で努力家ですから部下として船員としてとても心配になります。
次の島に上陸した時は気分転換として2人でお出掛けしませんか?
良いお返事待っています。
敬具
親愛なるあたしのドレーク船長へ
愛を込めて メアリ
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