※デビルサバイバー2
主人公の名前は夜桜紅愛(よざくらここあ)


俺の名前は日本人じゃないとよく、言われる。ダイチもダイチだけど、うんどっちも日本人ぽくない
何故、こんな名前になったのか親に問いたい。いや、聞きたくもないかも。むしろ、嫌な思いをしそうだ
ダイチを呼べば、

「何だ?紅愛」
「俺の名前ってよく、外国人?と言われるんだよねぇ…」
「まー確かに。紅愛と書いて、ここあと呼ぶもんな〜たまにアカちゃんとかあいちゃんとか冗談で呼ぶな、うん」

それは昔、いた友達が自分の名前から取ったもので、さらに俺の顔は中性的(自覚している)なのか、よく女と間違えられたことがあった。今は無いけど稀に勘違いする人もいたりする
名前も見た目も中性的って、最悪だと愚痴り、ダイチはハハッと笑った

「ごめんごめん、紅愛。昔のこと、思い出しちゃった!お前は女からも男からもよく告白されたもんな!」
事実を突き抜くダイチに対して、うるさい、黙ってと低い声で怒る。ダイチはまた、笑うだけだった

「なぁなぁ、紅愛」
「何さ」
「拗ねんなって」
「拗ねてない!」
「フードを被っている時点で拗ねているじゃんかよーお前の癖は面白いなぁ」

気に入っているパーカーのフードを被る俺の背中にダイチは面白がるようにバンバンと叩く。こういうの慣れているけどやっぱ痛い

「あぁ、そう?」
「そうだよ。かわいいな〜」
「…馬鹿ミジンコ以下ダイチ」
「バカで結構!でも、ミジンコは堪忍!アカちゃん」
「…ふふっ…本当にダイチと友達で良かったよ…」

何歳から仲良くなったのか分からない俺たちはいつの間にか大きくなっていった。あのダイチの小さかった手が今はこんなにも俺を包むように大きい
身長は俺の方が高かったのにいつの間にかダイチが越えていってね、悔しかった。俺が絶対に越えてやるけどねっ


ダイチの今も昔も変わらない笑顔が大好きでほら、今も笑ってる

「ああ、俺も思ってる!紅愛に本当に出会って良かった!バカな俺だけどな」
「ううん、俺はダイチと一緒にいるから、色々と参考になれるよ。例えば、ダイチが勝手に動くと自爆するとかへらへら笑い声を上げると先生に怒られたり」
「おいおい…酷い言いようだせ?」

ダイチの焦った顔に俺は口をにんまりと笑い、



「今更だよ」


(親愛なるフレンドよ、いつまでも笑っていて、ね)