天馬の口には紙コップ、
太陽の耳には紙コップを当てていた
天馬は楽しそうに太陽のベッドから離れたところで紙コップを振り回し、紙コップと紙コップの糸がくねらせる

糸電話を作ったのは太陽。太陽の暇つぶしの結果、糸電話を作り、見舞いに来た天馬に渡す
そして、太陽は言う
この糸電話に嘘を付かないで?と

天馬ははぁいと紙コップを口にかざし、小さく言う

『今日も見舞いに来ました』
『太陽は元気そうで良かったです』
『えーっと、何を言えばいいのかな?サッカー?』

天馬の紙コップから太陽の耳まで届き、太陽はふふっと笑い、耳がくすぐったいよと紙コップを耳から口にかざす
小さく、離れている天馬に聞こえるようにと少し大きめの声で話す。



『聞こえる?天馬』

『はぁい、聞こえています』

『じゃ、耳にかざして』

『分かったよ』



天馬はくすくすと楽しそうに笑い、耳に紙コップを当てる

そしたら、だんだん、天馬の顔が真っ赤になり、紙コップを落としてしまう


天馬は太陽の方に振り返ると太陽は嘘じゃないよ?とからかうように笑った