ハローミシェーラ。
お兄ちゃん。ちょっと困ったことになりまして。
聞いて欲しい。僕の悩みを。

ザップさんは女たらしで下がだらしなくて、ギャンブルにハマったり、挙句に人をカツアゲしたり、やることはとことん屑です。
そんなザップさんのことが恋しいのです。屑じゃないザップさんはザップさんじゃない位に言える。
ザップさんも俺のことをほっぽり出して女を作ってどこの女と交尾していますが、僕のことを愛してくださいます。

この生活に不満はないのですが、困ったことがあるのです。

「ザップさん、どこに行くんですか」
「女のとこ」

あっれー。今日も女とセックスしてギシギシアンアンと鳴り響く夜になりますね!これは!

そう。ザップさんは僕のことを愛してくれるが、女との縁を断ち切る気を見せないのだ。
だが、今日の僕は違うのだ!

「いい加減しないと、舌を噛み切って死にます」
「おう。勝手に死んだら、お前のことをぐちゃぐちゃに犯すぞ。そして、食う」

ぶつりてきに、と最後に付け加えた彼の目は真剣でやりかねない雰囲気だったので、僕は慌てて土下座した。

「ごめんなさい。女のとこにどうぞ」
「じゃあな。レオ。愛してる」
「はい、愛しています!」

僕はやっぱりザップさんのことが嫌いになれない。だって、こんなにも愛おしいのだから!!!

∴狂想曲の人形劇