僕はただただこのビョウキを何とかしたいなぁって思っていただけなのに、この人はにっこりと胡散臭い笑みを浮かべて、

「俺のこと夢中になれば?」

なんて言ったり。ランピーはまぁ死亡の一級フラグ建設士と言われるくらいに関わるとろくなことはないのだ。自分さえ良ければいい、それで全て良しな人なのだ。でも、何だかんだ人柄は優しいので、よくランピーの周りに人がたくさん集まってくるのだ。横断歩道の誘導をしたり、バスの運転をしたり………。

フリッピーはみんなに暴力を加えていないかと不安を常に抱えて、怯えていた。フリッピーの脆い檻の中に閉じ込められていて、あるきっかけが起こると簡単に目覚めてしまうような、凶暴で恐ろしい獣を飼っているのだ。
そんな時に医者をやってるランピーの噂を聞いて、それで冒頭に至る。

「ねえ、フリッピーくん?獣を飼い慣らしたいんでしょ?」
「いえ、あの、僕はただ治したくて…、あの、ランピーさ」

ランピーはフリッピーの口を優しく吸ったせいでフリッピーは体中震えあがり、思わずランピーを突き飛ばす。それでも、ランピーはじっと無言でフリッピーの口を貪ろうとする。あまりのしつこさにフリッピーは阻止できず、流されるがままに口を吸われた。
そこでフリッピーは少し違和感を感じた。この感覚は初めてではなかった。この、お腹にクるようなそんな感覚。何故、気持ち悪いとは思わないんだろう。むしろ、長く長く………

それが続く中、フリッピーは自分の意識が少しずつ薄れていくのを感じた。。しかし、ランピーは一向にやめる気は見せず、あまりにも長すぎてフリッピーの顔はみるみる青ざめており、ピンクかがった唇が禍々しい紫色に変化し出す。ランピーはそんなことはお構いなく、フリッピーの口を吸い続けた。

やっと、ランピーの気が済んだ頃にフリッピーを見ると、既に動かなくなっていた。あらあら。躯も段々熱を失っていくのを感じた。

「…またやっちゃった。ごめんね。フリッピーくん」

罪悪感が全くなさそうな物言いに魂の抜け殻はなんの反応もしなかった。ランピーはそれにまた口付け、

「ん…勃ったなんでフリッピーくんに言ったら怒られちゃうのかな…はは。ま、どうせ明日になったら嫌でもフリッピーくんはまた俺のとこに来るしね。忘れていようが、体さえ覚えてくれればいいんだよ。あ、次は強姦しちゃおうかな。でも、また殺しちゃったりしたらどうしようああ…」

好きだよ。

でも、明日になったら

みんな忘れちゃう。

何も変わらない日常に

戻るだけのこと。

だから、ねぇ、

「あ、明日、医者プレイをお願いしようかな」

∴夢の中で君を○りに行くから待ってて