BAROQUE

傷に罪を塗り込んでも
ぼろぼろとぐしゃぐしゃ
昨日も今日も現実主義でいさせないでよ
わたしを射抜く覚悟も要らない
木漏れ日を知らない子ども
メビウスを撃ち抜け
注ぎ口は切り落としたさ。愚策だと思うかい?
ほころびを抱きながらあなたを待ちつづける
ぼくが補うんだ、ぼくが糧になるんだ。だからヒトってわかんない
「絶対にいやだね。ぼくはあんたには成れやしない」
寄り添うってなんだ?
罪の味、拠り所は何処に?