ホカホカ旦那飯〜クソ金持ちお坊ちゃん編〜



「………なんか意外だよね」

「?何がだよ」

「いや、金持ちお坊っちゃんとは思えないくらい料理が上手くて美味しいなって」

「バカにしてんのかよ!」
「……親父に褒めてもらいたくってちょっと調べてやってたら出来るようになってただけだよ」
「結局食ってもらったことすらなかったけど」

「もったいないなぁ。こんなに美味しい料理作ってくれる良い子、まずいないのに」

「それなら毎日家帰ってきて飯食えよ……」

「ふふふ、それプロポーズ?毎日でもいくらでも食べてあげたいけど……張り込みや出張があると難しいなぁ」

「……ぅ、ぐ」
「そ、そうだよ!悪いかよぉ!」
「張り込みだろうが出張だろうがちゃんと連絡ぐらい寄越せよ!」

「泣かないでよ。家に帰ってきたら弓彦くんが作ってくれた温かいご飯が待ってるって思わなきゃ、私今の仕事頑張れてないよ」





お前はオレを置いていかないでとは言えない。