多忙
「ん、んむ、はっぁ、ちゅっ、あ…」
「っ、んぁ、は、も、弓彦く…声おっきいよ」
「で、出ちゃうんだからしょうがないだろ!」
「お前とキスすると、なんか…こう、ふわふわするっていうか、きもちよく、て」
首元に唇を寄せ、甘えてくるも、くるんとハネた栗色の毛先が首筋や顎先を擽る。相変わらず態度は大きいのに雰囲気に流されて昂ってしまっているのか、そんなとこすら興奮剤にしかならなくて体が不意にも反応してしまう。
「最近お互い忙しかったんだから、そろそろオレにも構えよぉ……」
「あ、も、ばか、んっ…」
切なそうに、かぷかぷちゅっちゅっと音を立てて耳に首から鎖骨など弱い箇所を行ったり来たり。
これを弱いとこを狙ってとかではなく、思いのままに飽きることなくやるから、ねちっこくて質が悪い。
それなら、今日はこっちも嫌と言うまで構い倒してやろうと無理やり頬を持ち上げ、唇を寄せ合わせた。