ホカホカ旦那飯〜朝ご飯編〜




「ほら!起きろ!朝だ!!起きろ!」

「ぅ゙う……まだ朝の6時なんだけど……」

「もう6時だ!起きろ!検証結果見に行くんだろ!」

「ぅ、うう…起きるのがしんどい…昨日、体を酷使されたせいですごくすごくしんどい……」

「そ、それは……悪かったと、思ってる」

「ふふ……あと30分くらい寝させてくれたら許すよ…おやすみ……」

「へ……?いや、お、起きろ!!寝るな!ほら、朝飯出来てるから起きるんだよ!」


♢♢♢


「そういえば昨日、やたぶき屋のおっさん事件に巻き込まれたらしいぜ」

「え、じゃあもう営業しないの?」

「身を案じてやれよ。なんかおっさんは無事らしいけど、屋台が殺人事件に巻き込まれたんだと」

「屋台が殺人事件ってなに…」

「オレも詳しくは知らないな。担当検事がガリューだったから聞いたくらいだし」
「何にしてもしばらくは営業できないねって爽やかに笑ってたぜ」

「こっちは笑いごとじゃないのになー」

「食いたくなったら、別のラーメン屋に行けばいいだろ」

「えーあそこのラーメン屋がいいのになあ」
「やべ、もうこんな時間だ」

「コーヒー飲み終えたら、資料多くなりそうだし車で一緒に出るからなー」

「はーい」