最高機密

※弓彦の母親の超絶捏造なので大注意


「なぁ、そろそろ教えてくれよ。なんでこんな海外までオレ達来てるんだ?」
「聞いたことない国に、人通りの少ない小さい街、それでこんな墓地まで長々と歩いてきて……一体何があるんだよ……」

「もう少しで着くから」
「あ、このお墓だ」

「知り合いか?」

「刻んである名前よく読んで」

「…………!」
「おふくろ……?」

「……本当はもっと早くに教えてあげたかったんだけど」
「この一年、あまりにも色々ありすぎたから」

「そっか」
「……ありがとう」


♢♢♢♢


「あれどうやって調べたんだ?」
「親父、そういう証拠って残さないだろ」

「うん、ない。気持ち悪いくらい全く残ってなくてびっくりした」
「実家のツテを使ったんだ、あんまり使いたくなかったんだけど」
「優しい人たちだから、頼ってって言ってくれるんだけど……利用してるみたいで嫌なんだよね。私にはできないことだから」

「前々から気になってたけど、お前の実家ってなんなんだ?そんなに優秀な捜査官でもいるのか?」

「そういうわけじゃないんだけど…」
「え、あーうーん……ちょっとオカルト的な話になるし、御剣検事のこととか弓彦くんのお父さんのことも関わってるから、落ち着いたらまたいつか……」

「なら余計に今知りたいだろ!」
「ここで話してくれないと帰らないからなオレ!だいたいお前はいつも隠し事が多すぎる!学校辞めたときも1年前の親父のことだって、いっっっつもそうだったろ!」
「もう地獄の果てまで一緒なんだから隠し事はナシだからな!」

「ええ……しょうがないなぁ。分かったよ……どうせ帰り路は長いし、ゆっくり話そうか」
「不思議な縁で繋がった人たちの話をさ」



そう世界平和をきっと、皆願っている待ち望んでいる/永遠の不在証明.東京事変