初詣



「あけおめだな、相棒!」

「あけおめー弓彦くん」
「わざわざ里の駅まで迎えに来てくれるなんてびっくりかも」

「ふっ、相棒なんだから当然だろ」
「…べ、別に冬休み一人で寂しかったわけじゃないからな!」

「えー、まだ冬休み入って10日も経ってないのに弓彦くん寂しがりやー」

「う、うるさいぞ!基本的に家では、昼も夜もオレ一人なんだからそりゃ寂しくなるに決まってんだろ!」

「お父さん、元旦も仕事してるなんてブラックだよねー」

「親父は世のため、人のため毎日、一流らしく愛を尽くしてるからな」

「………」
「精を尽くしてる、かな」

「うむ、そうとも言うな!お、そろそろ電車来るぞ」

「都会の大きい神社なんて初めて行くかも、楽しみー」


あと数話で終わるので一応、ご挨拶を。
あけましておめでとうございます。
あと数話でこの話終わります。