大ドロボウの記憶の欠片
※ミクモちゃん記憶喪失回
「み、美雲ちゃんが記憶喪失……?」
「ミクモちゃん!この人に見覚えは無いッスか?!」
「すみません、ありません……」
「うーん、そっか……。私は…その、美雲ちゃんのやっているヤタガラスの……助手兼親友なんだ。まだ出会って間もないけど、私にとっては大切な友達だよ」
「お、おいおい!お前はこのオレ、一流検事の相ぼいっっっっってぇええぇっ!!!」
「キレイに横っ腹に入ったッス………」
「そ、そうなのですか……!そんな人を……忘れてしまうなんて、うぅ……本当に、ごめんなさい」
「ううん、大丈夫。気にしないでよ。無理して思い出さなくていいよ」
「思い出せなくても、またこれからいっぱい思いで作ってけばいいんだし!ね、だから泣かないで?」
「は、はい…その、ありがとう……ございます」
「……うっ、ど、どうしてオレたちこんな置いてけぼり食らってんだ……?なんで、あの大ドロボウ、手握られて顔真っ赤にしてんだ………?」
「こう、この妙に漂うこの甘いフンイキは何なんスかね……」
「彼女のおかげで記憶が戻るかもしれないだろう。そっとしておきたまえ」
自分の中での勝手な設定ではこの間は万才の部下に追いかけられてるんですけどね、どうしてもやりたい回だったのでやっちゃいましたえへ