そういったアレ




「ハァー、最近猛暑が続いてアイスが食べたくなっちゃいますね…」

「こんな暑さじゃ外にも出たくなくなるよ」

「君たち、ここは遊び場ではないんだぞ」

「分かってますよミツルギさん。ただちょーっと暑いから一休みさせてもらってるだけです!一休み!」
「大ドロボウの相棒と次の計画ついでにお昼一緒に食べるって約束して楽しみで早めに来ちゃったんです」

「そんな計画したっけ。あと、お昼休憩までまだ少し時間あるよ」

「えー…じゃあ、じゃんけんで負けた方がアイス買いに行くっていうのはどう?そしたら休みとは言わずに、仕事のお手伝いと差し入れになるし」

「美雲ちゃん、自分が食べたいだけでしょ」

「相棒を巻き込むなよ!自分で買いにいけ!」

「はぁー、仕方ないなあ。負けたらちゃんと買いに行くんだよ」

「ふっふーん、ミクモちゃんを舐めちゃあいけないよ!勝ちを盗みとっちゃうんだからね」
「よし!いくよー?」

「「じゃーんけーん」」

「ふっ」

「ひ、ひわぁ…………」

「はーい、美雲ちゃんの負けー。お金ここ置いとくから、アイス5人分よろしく」

「……君たち、そういったアレは…その、他所でやりたまえ」

「止めろよミツルギ検事ィ!!なんで耳に息吹きかけてるのに他所でやれなんだよォ!!相棒はオレのなのにぃ!!うわあああああん、相棒の馬鹿ぁーーーーーーーー!!!!!!!!!!!」