胎果麒麟のなやみ

明るい性格だねってみんなには言われていたけど、本当の居場所はここだと言われて「そうなんだ」とすぐに受け入れられるほど薄情ではなかった。今日までただの人間だったから。ちょっとだけ泣いて、「いつもどおり」に振る舞った。「いつも」を知る人はどこにも居ないのに。

来たときは「わけわかんない。こんなの俺じゃない」って女仙たちを困らせたし、それが収まったら少しどころか結構泣いたし、泣いたらひどい頭痛がしてやっぱり現実なんだって分かった。
育ててくれた親は、やっぱり親だと思う。ここまで育ててくれたことに感謝して、あの人たちの子供であった自分を忘れずに生きようと思った。姿が変わった。これはこれで自分であると認めて、まずはいつもどおりに振る舞うところから始めるりおくんなのでした。ところでここって納豆とかある?
あとはもう適応力のりおくんだから、「俺に国?俺を選ぶなんて見る目あるねー!あ、俺が選ぶんだったね?」「歳をとらないの?じゃあみんなも日記つけようよ。自分を見失わないように!」「うっそ俺空とか飛べるの?カラオケで毎回翼をください歌ってたもんな〜」ってかんじになる。

立東国
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