ちょっと聞いて(dc×sd)
ちょっときいてほしい
ゲロ吐きそうな案件なんだけど我慢して聞いてほしい
私ってばプチヲタな訳だけど、ガチってわけじゃないのね
最近までは携帯ゲームで俺の歌を聴けーってやったり、英霊に力を借りて人理復元をやったりしてた。
週一やってる見た目は子供頭脳は大人ってアニメもまぁ月に一回見るかみないか。
もしくは映画だけ見てるくらいな感じなの。
そんな私がなぜか二度めの生を手に入れたわけなんだけど、えっらいことに気がついたのよ
私には歳の離れた兄が居ます
金髪に近い茶髪
色の黒い肌に、大きな目と薄い色の瞳
やたらとかまってツンデレなその兄の名前は降谷零。頭脳明晰、運動神経抜群にトドメの名前まで完璧という男である。
私の6つ歳の離れたお兄ちゃん、が私と似てないのなんのって。似てなくて当たり前なんだけどね。わたくし橋の下の子なんで。知らんが。
知ってるというか、私は前世の記憶的なものがあったせいでものすごく早く物心がつき、かつかなり大人だったんでね。
これが本当の見た目は子供頭脳は大人ってね。はは。
これがほんと嫌な兄なのである。
彼は至って普通のお子様なので(ほんとは大人なんてことは・・・ないはず)わがままは言うわ自意識過剰だわ人の事をブスブス言うわほんとダメな兄貴だぜ。優しい一面ももちろんあった。
それが小学校を卒業し、中学校で思春期に突入。高校を卒業する頃にはジャイアン様の出来上がりである。とんでもねぇモンスターだわ。
正直な事を言うね。
私はこの兄が苦手である。
いきなり行方をくらまし、しまいにはいつの間にやら私は別のお宅の養子に迎えられ、全く別の姓を名乗り、今割と平和に暮らしては居る。
ほんとなんでやねんって感じだよね。
どこの世界に知らない間に身内を別の家に入れるやつがいるんだよ。
今の私の名前は桜木もちこだ。
弟ができたけどもこれがまた稀に見る阿呆でもうヤバイ。
まぁ、私から見ればほんとに可愛いくて仕方ないんだけれども。阿呆も飛び抜けてしまえば溺愛してしまうほど愛着が湧くものだ。
これがまた体ばっかりデカイくせに可愛いんだわ。子犬系なんだよね。姉ちゃん姉ちゃんって可愛いよほんと。最近バスケを始めたらしいからあまり家には居ないけど、その有り余る体力が喧嘩ばっかりじゃなくて健全なスポーツに回ると思うと姉ちゃん嬉しい。
と、まぁ順調に人生を謳歌しております。
ある日ちょっと遠出をして米花町というところに来たのだけれど、人も多く賑わう街だがいかんせん犯罪が多いらしいのだ
弟やその友達が「俺たちが着いてく!」と言っていたが図体がでかい赤い髪の男を筆頭に短ランのオラオラ系男子引き連れて歩いてたら私が捕まりそうなんで遠慮しておいた。
この時私は気がつくべきだったのだ。町の名前、新聞の一面に載る高校生探偵
眠りながら推理をする名探偵。
あちこちに存在する鈴木財閥関連の会社。
そしてこれ。極め付けはあの有名な某名探偵アニメをちらっとでも見た事ある方ならご存知の喫茶店ポアロ。そこからふらりと出てくる店員。
そこに御坐すはわたくしのお兄様であらせられた茶髪優男イケメンのチャラ男定義三拍子綺麗に揃った男、降谷零、その人だったのだ。
うわーーーーーー
おま、
え?
知ってる知ってるぅぅ
あの名探偵アニメ少ししかかじってないにわかだけど知ってる
絶望した
私を見つけてしまった兄だった男も相当絶望した顔していた。
二人して店の前で立ち尽くしていたのも束の間、店内から「あむろさーん」と声が聞こえたかと思うと我に帰った兄が「あ、はーい」と返事したところで私も我に帰った。
あむろさん
安室さん
ああ、悪い夢だ
あかんやつや。
もうなんかいろいろと死亡フラグしか思い浮かばないので、即刻その場から離れました。
兄?
ああ、私の兄は降谷なんで。
安室じゃないんで。
それに私今桜木なんで。
降谷とかそんな冬っぽい名前じゃないし。
絶賛春を生きてるし
なんか背後で聞こえた気がするがこれは夢だからと自分に言い聞かせて用事を済ませてすぐ帰った。
はー
嫌だ嫌だ
「ね、姉ちゃんどうしたんだ?」
「ううん。なんでもない。ほんとなんでもないから。遠出で疲れちゃっただけだから。」
心配そうにその大きな体をかがめて覗き込んでくる弟はイカツイが可愛いもんだ。
いちいち可愛い奴め。
お風呂あがりに牛乳片手に白タンクトップって漫画か。漫画の主人公か。
いつも端正に整えられている赤毛のリーゼントは流石にお湯でへなへなになって居る。ついでに言うならビショビショだ。
「・・・花道、拭いてあげるからおいで」
「む」
大人しく屈み、目を閉じるこの大男は本当に犬体質だなぁ
それから数ヶ月だろうか。
なぜか私の家の前に兄がいたのだ。
うわ、ストーカーかな?
「久しぶりだな。元気にしていたか?まさか結婚なんてしてないだろうな」
なんでそんな事言われなくちゃいけないんだよ。してないよ悪かったな。
黙って居ると何を思ったのか顔を青くさせてワタワタし始めた
このおじさん何してんの
なんかもう嫌な予感しかしないので、そっと玄関の扉を閉めた。
部活に行くために玄関に来た花道に不思議そうに見られたが、私はもう何も言うまい
部活動頑張りなさい、と弟に言い部屋に引きこもることに決めた。
________________
自分の趣味のためだけの小説です
なんでも許せる方向け
×スラダン
ALICE+