※いつ書き終わるかわからないから長いことリス限にしてたけど書き終わる気配がないから公開してみる
発足されたばかりの若い本丸が自身の監査対象となった時、一文字則宗は期待をせずにいた。
資料を見る限りでは十分な戦力があるとは思えず、調査に参加するかどうかも分からないような本丸だったからだ。他の新人のように此度の調査には参加せず、まずは戦力を整えることを優先する可能性は高く、則宗はそれもまた良しと考えていた。
なにも全審神者が参加せねばならないものでもないし、この特命調査はある程度審神者の腕も試される。ならば新人はまず業務に慣れ、戦いに慣れ、指揮官として成長すべきであると、則宗は端から期待をしていなかったのだ。
だから。
監査対象の本丸が調査に参加の意を示したことに、則宗はほんの少し驚いた。
まあ、調査に赴くというのであれば自分は監査官として見極めるだけだ。そう思って則宗は準備を手早く済ませ、現場へと降り立ち。
そして、
自分が担当する本丸が、異常であることを知る。