吉原炎上編
「……なんで、ここにいるの??」
沈黙を破ったのはプリンセスだった。
今、第七師団、団長神威、副団長阿伏、プリンセス、なぜか云業がいた。そして、なぜプリンセスが疑問に思ったかというと吉原に着いたのだが、夜王の城、鳳仙の居場所に行かないからなのだ。
「まぁプリンセス…手土産なしだと失礼だろ?」
と、眉を下げ笑顔で答える神威に
「何をあげるの??…お菓子…??」
「なわけ無いだろ」
じゃぁ、なにと気だるそうに言うプリンセス。
すると、神威がいきなりあれだと言いでかいパイプの方に目線をうつした。そこには、5人のシルエットがあった。
「あの中にいる子供だ」
「まぁ…とりあえず、あの男の子?を捕まえればいいの?」
ぁあそうだと返事をする神威。
「ぢゃぁ、行こうか」
神威、 阿伏兎、プリンセス、云業はパイプの方へ駆け出した。
「 阿伏兎、お前はあいつらのまえに行け、プリンセスは子供を捕まえろ、云業は後ろだ 」
そして、それぞれの配置場所に散らばった。
「ここで、いいんだよね…」
(てか、なんで子供…?)
と頭の中で考えていると、
「わっちは吉原の番人。吉原で騒ぎを起こす奴は消す。それだけでありんす」
プリンセスは聞き覚えのある声に反応した。
(月詠…??)
どうやら、前の方で5人のシルエットの中に月詠がいたのだ。プリンセスはその5人の会話を聞いた。
「悪いが消える事はできないし、アンタらに消される覚えもない。オイラは母ちゃんに…日輪太夫に会いに来ただけだ」
(…!!ん!?日輪に子供がいるの!?…嘘、あの子供日輪の子なの!?)
プリンセスはその言葉に衝撃をうけた。
「だったら尚さら帰るがいい。わっちに、ぬしらを逃がせと頼んだのは誰でもない。その日輪じゃ」
「!!母ちゃんが…!?母ちゃんオイラのことを知っているのか!?オイラが、ここにいる事を…!?」
プリンセスが頭の中で考えていると、
「オイ…過分な心遣い痛み入るがね。どうやら…もう、手遅れらしいぜ。」
「あ…あれは…まさか…あの、傘は…!夜兎!?」
5人のシルエットの方を見ると、そこには阿伏兎がいた。
(阿伏兎、動いたのね。あたしも行くか)
と、月詠に正体がバレないためか外套に顔を深くうめ駆け出した。
「なんで…なんでこんな所に夜兎族が…」
「どうやら、せっかく用意してくれたアンタの逃げ道も手が回っていたようだぜ。」
「違う…あれは…鳳仙の回し者じゃない。あれは…」
「その子、あたしに貸して」
その声にその場にいた全員がプリンセスに目を向けた。
(ぁあ、月詠…どうかバレてません様に…)
「だから、その子、あたしに貸して…てか2回目。」
その声に、その場の空気に緊張がはしった。
「ぎ…銀ちゃん…ヤバイアル。アイツラ…とびきりヤバイ匂いがするアル。血の匂い…幾多の戦場を生き抜き、染み込んできた血の匂い。本物の…夜兎の匂い。」
プリンセスはその声の主に目を向けた。
白い肌…オレンジ色の髪…青い目…
(ん?神威に似てる…)
今そんなことを考えてる場合じゃないと、
瞬間にプリンセスと阿伏兎は動いた。
プリンセスは、子供の方へ
「晴太ぁああ!!!」
しかし、目の前に銀髪くるくるパーマが現れた。プリンセスはすぐさま右足を上げ相手の右頭を狙った。
(なんだ…!!この威力…!!…神楽超えてんじゃねーのか…!)
「銀ちゃんっっ!!!」「銀さんっっ!!!」
プリンセスの蹴りを銀時は腕で止めた。
「ハハッ…お嬢さん…白いおパンティ見えちゃってるよ…スキありすぎだろ〜」
笑いながら、本当はきついだろう、顔を顰める銀時にプリンセスは
「すごいね、あたしの蹴り止めるって…けどスキがあるのはぎ・ん・ちゃ・んだよ」
笑いながらいい、プリンセスは太もものホルスターからクナイを取り出し、素早く慣れた手つきでクナイを相手の脇腹に刺した。
グサッと鈍い音がなり、銀時は膝をついた。
その瞬間にプリンセスは腰にさしている傘を取り出しそれを頭に叩き込んだ。
「お前!!!銀ちゃんに何するアルか!!!!!!」
神威の妹らしき人物がプリンセスに向かって飛び掛ろうとした時、
「邪魔だ。どいてくれよ。」
「!?」
「言ったはずだ。弱い奴に、用はないって。」
その声は神威だった。いつからいたのだろうか。
プリンセスは銀ちゃんと言われる銀髪くるくるパーマと争っていていつのまにかいた神威気づいていなかった。
「…にっ…!」
その瞬間、その子の言葉を最後まで聞くことが出来ないほど一瞬のあいだで神威は傘を振り上げ力強く、神威の妹らしき子を地面に叩きつけた。
そして、凄まじい衝撃を2回もうけたため足場の巨大パイプが崩れはじめた。プリンセスは日輪の子らしき男の子、晴太の腕を掴み安全なとこへとんだ。
巨大パイプの崩壊の音に街中がそれに目を向け呆然とした。そして街中の遊女、客達で街は混乱した。
沈黙を破ったのはプリンセスだった。
今、第七師団、団長神威、副団長阿伏、プリンセス、なぜか云業がいた。そして、なぜプリンセスが疑問に思ったかというと吉原に着いたのだが、夜王の城、鳳仙の居場所に行かないからなのだ。
「まぁプリンセス…手土産なしだと失礼だろ?」
と、眉を下げ笑顔で答える神威に
「何をあげるの??…お菓子…??」
「なわけ無いだろ」
じゃぁ、なにと気だるそうに言うプリンセス。
すると、神威がいきなりあれだと言いでかいパイプの方に目線をうつした。そこには、5人のシルエットがあった。
「あの中にいる子供だ」
「まぁ…とりあえず、あの男の子?を捕まえればいいの?」
ぁあそうだと返事をする神威。
「ぢゃぁ、行こうか」
神威、 阿伏兎、プリンセス、云業はパイプの方へ駆け出した。
「 阿伏兎、お前はあいつらのまえに行け、プリンセスは子供を捕まえろ、云業は後ろだ 」
そして、それぞれの配置場所に散らばった。
「ここで、いいんだよね…」
(てか、なんで子供…?)
と頭の中で考えていると、
「わっちは吉原の番人。吉原で騒ぎを起こす奴は消す。それだけでありんす」
プリンセスは聞き覚えのある声に反応した。
(月詠…??)
どうやら、前の方で5人のシルエットの中に月詠がいたのだ。プリンセスはその5人の会話を聞いた。
「悪いが消える事はできないし、アンタらに消される覚えもない。オイラは母ちゃんに…日輪太夫に会いに来ただけだ」
(…!!ん!?日輪に子供がいるの!?…嘘、あの子供日輪の子なの!?)
プリンセスはその言葉に衝撃をうけた。
「だったら尚さら帰るがいい。わっちに、ぬしらを逃がせと頼んだのは誰でもない。その日輪じゃ」
「!!母ちゃんが…!?母ちゃんオイラのことを知っているのか!?オイラが、ここにいる事を…!?」
プリンセスが頭の中で考えていると、
「オイ…過分な心遣い痛み入るがね。どうやら…もう、手遅れらしいぜ。」
「あ…あれは…まさか…あの、傘は…!夜兎!?」
5人のシルエットの方を見ると、そこには阿伏兎がいた。
(阿伏兎、動いたのね。あたしも行くか)
と、月詠に正体がバレないためか外套に顔を深くうめ駆け出した。
「なんで…なんでこんな所に夜兎族が…」
「どうやら、せっかく用意してくれたアンタの逃げ道も手が回っていたようだぜ。」
「違う…あれは…鳳仙の回し者じゃない。あれは…」
「その子、あたしに貸して」
その声にその場にいた全員がプリンセスに目を向けた。
(ぁあ、月詠…どうかバレてません様に…)
「だから、その子、あたしに貸して…てか2回目。」
その声に、その場の空気に緊張がはしった。
「ぎ…銀ちゃん…ヤバイアル。アイツラ…とびきりヤバイ匂いがするアル。血の匂い…幾多の戦場を生き抜き、染み込んできた血の匂い。本物の…夜兎の匂い。」
プリンセスはその声の主に目を向けた。
白い肌…オレンジ色の髪…青い目…
(ん?神威に似てる…)
今そんなことを考えてる場合じゃないと、
瞬間にプリンセスと阿伏兎は動いた。
プリンセスは、子供の方へ
「晴太ぁああ!!!」
しかし、目の前に銀髪くるくるパーマが現れた。プリンセスはすぐさま右足を上げ相手の右頭を狙った。
(なんだ…!!この威力…!!…神楽超えてんじゃねーのか…!)
「銀ちゃんっっ!!!」「銀さんっっ!!!」
プリンセスの蹴りを銀時は腕で止めた。
「ハハッ…お嬢さん…白いおパンティ見えちゃってるよ…スキありすぎだろ〜」
笑いながら、本当はきついだろう、顔を顰める銀時にプリンセスは
「すごいね、あたしの蹴り止めるって…けどスキがあるのはぎ・ん・ちゃ・んだよ」
笑いながらいい、プリンセスは太もものホルスターからクナイを取り出し、素早く慣れた手つきでクナイを相手の脇腹に刺した。
グサッと鈍い音がなり、銀時は膝をついた。
その瞬間にプリンセスは腰にさしている傘を取り出しそれを頭に叩き込んだ。
「お前!!!銀ちゃんに何するアルか!!!!!!」
神威の妹らしき人物がプリンセスに向かって飛び掛ろうとした時、
「邪魔だ。どいてくれよ。」
「!?」
「言ったはずだ。弱い奴に、用はないって。」
その声は神威だった。いつからいたのだろうか。
プリンセスは銀ちゃんと言われる銀髪くるくるパーマと争っていていつのまにかいた神威気づいていなかった。
「…にっ…!」
その瞬間、その子の言葉を最後まで聞くことが出来ないほど一瞬のあいだで神威は傘を振り上げ力強く、神威の妹らしき子を地面に叩きつけた。
そして、凄まじい衝撃を2回もうけたため足場の巨大パイプが崩れはじめた。プリンセスは日輪の子らしき男の子、晴太の腕を掴み安全なとこへとんだ。
巨大パイプの崩壊の音に街中がそれに目を向け呆然とした。そして街中の遊女、客達で街は混乱した。