吉原炎上編
「ぎ…銀さんんん!!!みんなァァァ!!!」
その巨大パイプの被害をうけていないところからプリンセス達は落ちていった月詠達に向かって叫んでいる子供の背後で
「やり過ぎたかね。うるせーじーさんにどやされそうだ。」
「壊しちゃったけど、大丈夫なの…??」
「大丈夫だよ。鳳仙の旦那はこんな街より花魁様にご執心だ。この子供を連れていけば機嫌も直る。それに、コレ位やらなきゃ
死ぬ奴じゃないんでね。」
その言葉にプリンセスは
「神威に…神威に似てる子がいた。」
神威はプリンセスを見てから
「そうか…けど、もう関係ない。」
それだけ言い、目線を立ち上る煙に向けた。
凄まじい戦闘の後のこののんびりとした空気に悔しさからか、晴太は目に涙を浮かべた。
プリンセスはそれに気づき、晴太の隣に行き
「大丈夫…あれ、生きてるよ。」
と言い晴太に微笑んだ。
プリンセスは少しでもこの日輪の子を安心させたかったのだ。
その頃、パイプと一緒に落ちていった月詠達はクナイに結んだ命綱によってふかではおったが命は救われていた。
「かなり深く入っているな…」
「あの怪力女…」
と銀時は力を込めてクナイをおもいっきり引き抜いた。
「イテッ!っつぁ…」
銀時の引き抜いたクナイに目を向けた月詠。
そのクナイを見て月詠はハッとした。
「…!これは、わっちがプリンセスにあげたやつじゃ…」
―あたしに、その子貸して―
月詠はこの声に聞き覚えがあったのだ。
しかし、深く外套に顔を隠していたため見えず、プリンセスだと判断出来なかったのだが、今ここで銀時に刺さっていたクナイは昔自分があげた物だと、あれはプリンセスだとわかった。
「あの怪力女のことか…?」
銀時は月詠に問いかけた。
「おそらくそうじゃ…プリンセスは一年前までここ、吉原にいた…しかし鳳仙の命令で春雨に行ったのじゃ…おそらくさっきの奴等は春雨じゃ」
その言葉にメガネの青年、新八が
「春雨!?・・・あの宇宙海賊春雨!?」
その言葉に銀時は視線を月詠に向けた。
沈黙が続く中、月詠が
「吉原の遊女達は親に売られた者も多いが、その多くは不当な人身売買によってココへ流れついたもの。その利権に古くから深く関わっているのが宇宙海賊春雨。いや…関わるどころか、吉原の楼主、夜王鳳仙こそ…春雨で幹部を務めていた男。…夜王鳳仙。奴がそう呼ばれているのはこの常夜の国の主であるがためだけではない。光に嫌われた一族。夜を生きる者達。それを統べる者。夜を統べる者。夜王鳳仙とは、夜兎の王と呼ばれた男のことじゃ。」
「や…夜兎の王だって!?」
「奴は有象無象の強者がひしめく夜兎の中で、一大勢力を築いていた実力者だったんじゃ。あの最強の掃除屋、星海坊主と並び称される程のな。」
「あのハゲと…。どうやら俺達ゃ、とんでもねー化け物に喧嘩ふっかけちまったみてーだな。」
「ちなみに、プリンセスは鳳仙の娘じゃ。」
「こりゃぁ、またとんでもねぇな。」
銀時は苦笑いしながら、クナイの刺さっていた傷をさすった。
「 …銀ちゃん…。 」
その声は気を失っていた神楽だった。
「 本当にヤバイのは…そいつじゃないネ。息子がいるアル。そのハゲの…。私の…バカ兄貴が。」
その巨大パイプの被害をうけていないところからプリンセス達は落ちていった月詠達に向かって叫んでいる子供の背後で
「やり過ぎたかね。うるせーじーさんにどやされそうだ。」
「壊しちゃったけど、大丈夫なの…??」
「大丈夫だよ。鳳仙の旦那はこんな街より花魁様にご執心だ。この子供を連れていけば機嫌も直る。それに、コレ位やらなきゃ
死ぬ奴じゃないんでね。」
その言葉にプリンセスは
「神威に…神威に似てる子がいた。」
神威はプリンセスを見てから
「そうか…けど、もう関係ない。」
それだけ言い、目線を立ち上る煙に向けた。
凄まじい戦闘の後のこののんびりとした空気に悔しさからか、晴太は目に涙を浮かべた。
プリンセスはそれに気づき、晴太の隣に行き
「大丈夫…あれ、生きてるよ。」
と言い晴太に微笑んだ。
プリンセスは少しでもこの日輪の子を安心させたかったのだ。
その頃、パイプと一緒に落ちていった月詠達はクナイに結んだ命綱によってふかではおったが命は救われていた。
「かなり深く入っているな…」
「あの怪力女…」
と銀時は力を込めてクナイをおもいっきり引き抜いた。
「イテッ!っつぁ…」
銀時の引き抜いたクナイに目を向けた月詠。
そのクナイを見て月詠はハッとした。
「…!これは、わっちがプリンセスにあげたやつじゃ…」
―あたしに、その子貸して―
月詠はこの声に聞き覚えがあったのだ。
しかし、深く外套に顔を隠していたため見えず、プリンセスだと判断出来なかったのだが、今ここで銀時に刺さっていたクナイは昔自分があげた物だと、あれはプリンセスだとわかった。
「あの怪力女のことか…?」
銀時は月詠に問いかけた。
「おそらくそうじゃ…プリンセスは一年前までここ、吉原にいた…しかし鳳仙の命令で春雨に行ったのじゃ…おそらくさっきの奴等は春雨じゃ」
その言葉にメガネの青年、新八が
「春雨!?・・・あの宇宙海賊春雨!?」
その言葉に銀時は視線を月詠に向けた。
沈黙が続く中、月詠が
「吉原の遊女達は親に売られた者も多いが、その多くは不当な人身売買によってココへ流れついたもの。その利権に古くから深く関わっているのが宇宙海賊春雨。いや…関わるどころか、吉原の楼主、夜王鳳仙こそ…春雨で幹部を務めていた男。…夜王鳳仙。奴がそう呼ばれているのはこの常夜の国の主であるがためだけではない。光に嫌われた一族。夜を生きる者達。それを統べる者。夜を統べる者。夜王鳳仙とは、夜兎の王と呼ばれた男のことじゃ。」
「や…夜兎の王だって!?」
「奴は有象無象の強者がひしめく夜兎の中で、一大勢力を築いていた実力者だったんじゃ。あの最強の掃除屋、星海坊主と並び称される程のな。」
「あのハゲと…。どうやら俺達ゃ、とんでもねー化け物に喧嘩ふっかけちまったみてーだな。」
「ちなみに、プリンセスは鳳仙の娘じゃ。」
「こりゃぁ、またとんでもねぇな。」
銀時は苦笑いしながら、クナイの刺さっていた傷をさすった。
「 …銀ちゃん…。 」
その声は気を失っていた神楽だった。
「 本当にヤバイのは…そいつじゃないネ。息子がいるアル。そのハゲの…。私の…バカ兄貴が。」