あとがき


 どうでしたでしょうか…私は書き終えた時、とても心がほっこり致しました。自画自賛しているみたいですね(笑)
 実は、私"審神者"を主人公にした物語は避けてるんです…私の描いた他の作品を見て頂けるとわかるのですが…殆どが刀剣女士であったり…。
 何故かというと、私自身、"審神者"を体験したことがないからです。お?どういうことだと不思議に思われると思うのですが…刀剣乱舞のゲームを一切プレイしたことが無いんです。アニメのみで、刀剣乱舞に触れさせていただいてます。
 ですから、審神者ってどの様な気持ちなのだろう…と…全く審神者視点の刀剣男士の見え方が分からないんですね…。
 なので、この「刀剣福祉課」という物語は審神者を客観的に見る存在の刀剣福祉課職員を主人公としました。主人公も、また審神者ではない存在として刀剣男士と触れ合っていったわけですが…どうでしょうか…。ろくに手当もしてもらえず蔵に見捨てられる男士の存在…鍛錬など、とても手厳しい審神者の元にいる男士…所謂、ブラック本丸に顕現してしまった刀剣達。これは、ゲームの中ですが実際に起きている現実なんですよね…(多分)それらを題材にするのは少し心が痛かったです。
 しかし、主人公は、とても刀剣福祉課職員として鏡になる存在でしたね…しっかり向き合って…彼らに光を差し伸べていました。
 最後、主人公は審神者となって、今までに手を差し伸べた刀剣男士達と共に本丸に赴いたところで終わってしまいました。
 ひとまず、ここで物語は終了です。審神者となってからの彼女たちのストーリーを手掛けるかは、悩ましいです…。これを機に私も審神者になってみようかなって思ったり…(笑)
 私が言うのも何だか可笑しいのですが…皆さんの本丸、刀剣男士達を大切にしてあげて下さい!

 最後まで読んでいただきありがとうございました!