手強い


princessの攻撃を受けたくまは又もや平然と体制を立て直しルフィの元へと顔を向けた。そして、ルフィもくまを視界に入れ構えた。


「やるしかねェな…!!あん時はオーズ戦直後だった 体力がある今とは違う……!!!」

サンジは駆け出した。そして、ゾロも刀を抜き口にくわえる。


(何だか妙だ……"あの時"の奴と…何か 雰囲気が違う…!!princessの言っていた通りくまじゃないのか!?)



………

ズゥン!!

「きたぞー!」

「「だああああ」」


くまは口や手からも光線を出し、一味を追いやっていた。そんなくまに一味は苦戦を強いられる。くまの攻撃により崩れた瓦礫の山に隠れprincessはロビン、ナミ、チョッパーと共にくまに攻撃をするルフィ、サンジ、ゾロを見守っていた。


ドカァン…!!

「ゾロー!!!」

「…………ウウ…!!」

ゾロは腹を押さえ、倒れて悶えていた。以前のスリラーバークでの傷が完治していなかったのだ。

一味は、皆技を繰り出し着実にダメージを与えていた。

(……手強いな。)


なかなか倒れないくまに憂わしげな表情を浮かべるprincess。


「ハイお気をつけて〜!!!」

その声のする方へと顔を向けると構えるくまの頭上にはブルックがいた。


「“飛燕(スワロー)ボンナバン”!!!」


そのまま一突きにしようと肩に突き立てる。しかし、堅い体には通用せずその場で止まってしまい、くまが口から光線を出そうと顔を上げる。

「ナミ!!!!」

「はいはい!わかってるわよ~!」

princessは、今がチャンスだと思いナミへと呼びかけた。すると、ナミも同じことを思っていたのかすでにその準備が整っていた。

「サンダーボルト=テンポ」「アクアボール!!」

同時に2人は技を出した。すると、princessの出した水の中にナミの出した雷が流れそのままくまの顔面に落ちた。


「“アトラス彗星”!!!」

ナミとprincessの攻撃の後、ウソップはくまの腹部を目掛けパチンコを弾いた。

くまは口と腹から煙を出しその場で崩れ落ちた。

「………!!!」

「アレ!?あいつ…様子が変だぞ!?」

シュー‥

ギギ…


「何だ…!?今更爆弾が効くのか…!!?」

「体の中の何かがショートしたんだ!!」

すると攻撃が成功しホッとするナミにくまが気づきナミを目掛けて口から光線を出そうとする。


「“八十輪咲き四本樹(オチェンタフルールクロトワマーノ)”!!」

構えるロビン。くまの肩に手が生え、それは頭部を叩き殴り光線は口の中で暴発しくまはガクンと膝をついた。ナミはそこをつき


「“雷光槍(サンダーランス)=テンポ”!!!」


ズバァン!!

「………!!」


この一撃に効いた様でくまは暴走しあちこちに光線を放ち出し始めた。


「ヤケになったら勝負は終わりだ!!!」

サンジは、くまが弱まった今だと思いくまの元へ駆け出した。


「おい!!」


走り出すサンジをゾロは手ぬぐいを頭に巻き、顔をしかめ呼んだ。


「……こっちへ飛ばせ…!!!」

「意地はりやがって“悪魔風脚(ディアブルジャンプ)画竜点晴(フランバージュ)ショット”!!!」

「!!!」

サンジの強い一撃に飛ばされるくま。

「ハァ…おし!!!とうとう破片がこぼれたぞ もう一押し!!」

「“鬼気九刀流”」

「んぬな!!ぬ何ですかアレっ!!!」

「ゾロが増えた〜〜〜!!!」

「“阿修羅魔九閃”!!!」

「…………!!!」

「いっくぞ〜〜〜!!!」

「…!!もう一押し!!!」

「いけ〜〜!!ルフィ〜〜!!!」

「“ゴムゴムの”ォ〜〜!!」

「潰したれルフィ〜!!!」

「ルフィ!!!!!!」

「“巨人(ギガント)の回転弾”!!!!」

ドガァン!!

皆の声を背負いルフィは最強の一撃をくまに当てたのだった。