インペルダウン
「ーああ〜、princess中将無事確保ォ」
陽気に電伝虫で海軍本部へ伝える黄猿をprincessはムスッとした表情でそれを見ていた。
「princess中将!!ご無事で何よりです!さっ、こちらを!」
princessの目の前で海兵はビシッと敬礼をし正義と書かれたコートをprincessへと差し出した。
「その前にこの巻かれてるの取らないと羽織れないんですけどォ!?」
princessは怒りと苛立ちの声で黄猿の方を睨みつけた。そんなprincessに黄猿は怖いねェと顔を歪ませprincessに巻きつけていた光の輪を消した。バサッと正義と書かれたコートを羽織りprincessは黄猿の横へと並んだ。
「princess中将ォ……お遊びは終わりだ」
黄猿は自分よりも遥かに小さいprincessを先ほどとは対照的な冷たい目で見下ろした。
横目で睨みつけるように見上げるprincess。
すると、黄猿はフウと一つ息を吐きprincessの目の前へと何かを差し出した。それにビクリと一瞬驚きprincessはその何かを受け取った。それは、新聞だった。princessはそれに目を向ける。
「……何これ……!!?」
ポートガス・D・エース
”公開処刑”
大きく書かれた文字に自身の目を見開き肩を震わせ、冗談でしょと引き攣った笑みを浮かべ黄猿に目を向ける。
「戦争が始まる」
いつもの陽気な口調とは裏腹な真面目な口調で言い切る黄猿にprincessは顔を青ざめさせた。
「いつ!?どうして!?誰が!?エースは今どこに!?」
「落ち着けェ〜全てそれに書かれてる」
理性を失ったかのように荒れ狂いながら怒鳴るprincessに黄猿は表情をピクリともせず黙々と口にした。
「黒ひげが…!?エースを…?七武海加入!!?インペルダウン…インペルダウンに連れてって!!」
再度新聞へと目を遣りprincessは叫んだ。
「いやいやァ〜潮の流れに逆らえないからねェ〜」
「もう良い!!………アクアコート!」
困り果てたように応える黄猿へとprincessは虚ろな笑みを浮かべ海に向かって船から飛び降りた。
princess中将ォ!!!!
princess中将が飛び降りた!!!
海兵は焦りの声をあげ海を眺めた。慌ただしくなる船。すると、突然海の一部が水しぶきをあげ一つのカタチになった。
「princess中将ォ〜、本気かァ」
黄猿は顔を歪ませクリアな水の潤いを纏い姿カタチとなったprincessを見上げた。そしてprincessは何も言葉を出さずバシャンと水しぶきをあげインペルダウンの方角へと波をはしらせた。
「ああ〜、俺だァ、インペルダウンの門を開けといてくれェ…ああ〜開けとかねェと門壊すんじゃないかねェ」
princessが消えた後を黄猿は呆れたように見つめ部下から電伝虫を受け取りあるところへ繋げた。
………
(……エース!!!)
princessはただひたすら潮の渦に呑まれず波をはしらせた。その速さは船よりも遥かに速かった。しばらくしてprincessの目に巨大な門その名も正義の門がとまった。そして見事にその門は口を大きく開いたかのように開いていたのだった。
その頃、インペルダウン正面入り口では看守兵達が慌ただしく門の方を見つめていた。
「来たぞ!!!」
Ms・D・princess中将!ただいま門を通過!!
「波がこちらへ押し寄せてきます!」
次第に大きくなってゆく波。そして一気に波がバシャンと飛沫をあげた。雨のように降り注いだ。看守兵達が水しぶきに目を強く瞑った。
陽気に電伝虫で海軍本部へ伝える黄猿をprincessはムスッとした表情でそれを見ていた。
「princess中将!!ご無事で何よりです!さっ、こちらを!」
princessの目の前で海兵はビシッと敬礼をし正義と書かれたコートをprincessへと差し出した。
「その前にこの巻かれてるの取らないと羽織れないんですけどォ!?」
princessは怒りと苛立ちの声で黄猿の方を睨みつけた。そんなprincessに黄猿は怖いねェと顔を歪ませprincessに巻きつけていた光の輪を消した。バサッと正義と書かれたコートを羽織りprincessは黄猿の横へと並んだ。
「princess中将ォ……お遊びは終わりだ」
黄猿は自分よりも遥かに小さいprincessを先ほどとは対照的な冷たい目で見下ろした。
横目で睨みつけるように見上げるprincess。
すると、黄猿はフウと一つ息を吐きprincessの目の前へと何かを差し出した。それにビクリと一瞬驚きprincessはその何かを受け取った。それは、新聞だった。princessはそれに目を向ける。
「……何これ……!!?」
ポートガス・D・エース
”公開処刑”
大きく書かれた文字に自身の目を見開き肩を震わせ、冗談でしょと引き攣った笑みを浮かべ黄猿に目を向ける。
「戦争が始まる」
いつもの陽気な口調とは裏腹な真面目な口調で言い切る黄猿にprincessは顔を青ざめさせた。
「いつ!?どうして!?誰が!?エースは今どこに!?」
「落ち着けェ〜全てそれに書かれてる」
理性を失ったかのように荒れ狂いながら怒鳴るprincessに黄猿は表情をピクリともせず黙々と口にした。
「黒ひげが…!?エースを…?七武海加入!!?インペルダウン…インペルダウンに連れてって!!」
再度新聞へと目を遣りprincessは叫んだ。
「いやいやァ〜潮の流れに逆らえないからねェ〜」
「もう良い!!………アクアコート!」
困り果てたように応える黄猿へとprincessは虚ろな笑みを浮かべ海に向かって船から飛び降りた。
princess中将ォ!!!!
princess中将が飛び降りた!!!
海兵は焦りの声をあげ海を眺めた。慌ただしくなる船。すると、突然海の一部が水しぶきをあげ一つのカタチになった。
「princess中将ォ〜、本気かァ」
黄猿は顔を歪ませクリアな水の潤いを纏い姿カタチとなったprincessを見上げた。そしてprincessは何も言葉を出さずバシャンと水しぶきをあげインペルダウンの方角へと波をはしらせた。
「ああ〜、俺だァ、インペルダウンの門を開けといてくれェ…ああ〜開けとかねェと門壊すんじゃないかねェ」
princessが消えた後を黄猿は呆れたように見つめ部下から電伝虫を受け取りあるところへ繋げた。
………
(……エース!!!)
princessはただひたすら潮の渦に呑まれず波をはしらせた。その速さは船よりも遥かに速かった。しばらくしてprincessの目に巨大な門その名も正義の門がとまった。そして見事にその門は口を大きく開いたかのように開いていたのだった。
その頃、インペルダウン正面入り口では看守兵達が慌ただしく門の方を見つめていた。
「来たぞ!!!」
Ms・D・princess中将!ただいま門を通過!!
「波がこちらへ押し寄せてきます!」
次第に大きくなってゆく波。そして一気に波がバシャンと飛沫をあげた。雨のように降り注いだ。看守兵達が水しぶきに目を強く瞑った。