消えてゆく
princessは躊躇う。そしてエースは動きを止めた。
「エース!!!」
焦る様に声をかけるルフィ。そしてprincessはそんなエースの腕を無意識に衝動的に掴む。
「麦わらボ〜イ!!!何をつっ立ってオッチャブル!!!」
「エース!!!行こう!!おっさんの覚悟が……!!!」
「私も…別れたくない!!けど…!」
ルフィとprincessはエースの背中へと声を上げた。そしてエースは自分の腕を掴む震えるprincessの手を掴む。
「………!!わかってる!!無駄にァしねェ!!!」
「お前らどけェ!!!」
エースはそう言葉を吐き火を使って海軍をどかす。そして白ひげに向かって膝をつき頭を下げた。白ひげはそんなエースを目で捉える。
「……言葉はいらねェぞ………一つ聞かせろエース………おれが親父でよかったか……?」
「勿論だ……!!!」
「グララララ…
princess」
「……!!は、はい…!」
「最期に…自分の血を引く娘に会えて
”オヤジ”と呼ばれて、これほど嬉しい事はねェ」
「……!オヤジ…」
ーあなたが此処へ戻って来る頃には、この子はもう産まれてるでしょう。それまで私はここであなたを待ち続けます。いってらっしゃい。
私の愛する人、エドワードー
白ひげの頭に過る記憶。白ひげはフッと笑みを浮かべた。
「これから私は、オヤジの名を背負っていきます」
princessの言葉に白ひげはグラララと笑いを上げた。
そしてエースに手を引かれprincess、ルフィ、エース3人は走り出す。
「エースさん!!ルフィ君!!princess君!!前を走れ!!」
「ジンベエ!!」
「お前さん達ァ狙われとる!!一人でも多く生き残る事がオヤジさんの願いじゃ!!」
そして海賊達が軍艦を奪いあとは乗るだけだ。
「本気で逃げられると思うちょるんか………!!めでたいのう」
「サカズキ大将!!」
逃げる海賊達を赤犬の怒りのこもった手が襲う。
「エースを解放して即退散とはとんだ腰抜けの集まりじゃのう白ひげ海賊団船長が船長…それも仕方ねェか………!!“白ひげ”は所詮…先の時代の“"敗北者"”じゃけェ…!!!」
挑発的な赤犬の言葉にエースはザッと足を止めた。
「!?…エース!!」
「エース!!?」
「ハァ…ハァ…"敗北者"……?取り消せよ……!!!ハァ…今の言葉……!!!」
ギロッと赤犬を目で捉えるエース
「おい、よせエース!!!立ち止まるな!!!」
「まってエース!!!挑発に乗っちゃダメ!!」
嫌な予感を察してprincessはエースの腕を掴むもそれを払われる。更に不安が襲う。
「あいつオヤジをバカにしやがった……」
「エース!!!」
「お前の本当の父親ロジャーに阻まれ”王”になれず終いの永遠の"敗北者"じゃァどこに間違いがある…!!オヤジオヤジとゴロツキ共に慕われて…家族まがいの"茶番劇"で海にのさばり」
「………やめろ……!!」
「……!エース!!!」
「のるなエース!!!戻れ!!!」
淡々と挑発を口にする赤犬どんどんエースの怒りは増してく。
「終いにゃあ”海軍”に守られてきた娘を”海賊”に仕立て上げ突然の再会かァ?
泣けんわ!!そんな”茶番劇”!!」
その言葉に更に怒りを露わにするエース。そしてprincessもその言葉が頭にきたが歯を食いしばり堪える。
「オヤジはおれ達に生き場所をくれたんだ!!おまえにオヤジの偉大さの何がわかる!!!」
「人間は正しくなけりゃあ生きる価値なし!!!お前ら海賊に生き場所はいらん!!!“白ひげ”は敗北者として死ぬ!!!ゴミ山の大将にゃあ誂え向きじゃろうが」
「“白ひげ”はこの時代を作った大海賊だ!!!」
おれを救ってくれた人をバカにすんじゃねェ!!!
「この時代の名が!!!“白ひげ”だァ!!!」
「エース!!!」
エースと赤犬の炎とマグマの拳がぶつかり合った。
ジュワッとなる音。
「エース!!」
「うわァア!!!」
「………エースが!!…焼かれた!!?」
「“自然系”じゃいうて油断しちょりゃあせんか?お前はただの“火”わしは“火”を焼き尽くす“マグマ”じゃ!!わしと貴様の能力は完全に上下関係にある!!!」
なんでこんな時に!体が動かない!
princessは自身の能力を使おうとしたがあまりの衝動に体を震わせ動くことが出来なかった。
「エー…ス…!!…!!」
ルフィはガクンと膝をつく。
「おいルフィ君!!お前さんもう限界じゃ!!」
ルフィに駆け寄るジンベエ。
「ハァ…ハァ…あ、エースの…ビブルカード」
ルフィは帽子から落ちたビブルカードを拾おうと手を伸ばす。
「“海賊王”G・ロジャー“革命家”ドラゴン“世界最強の男”エドワード・ニューゲートこの3人の実子達が義兄弟とは恐れ入ったわい……!!貴様らの血筋はすでに“大罪”だ!!!誰を取り逃がそうが"貴様ら兄弟"だけは絶対に逃がさん!!!」
「よう見ちょれ…」
赤犬が横目で睨む先にはルフィとルフィを心配そうに見つめるprincess。
「…おい!!待て!!」
良くない予感を感知し声を上げるエース。
「ルフィ!!!princess!!!」
手を伸ばすエース。
目前に迫り来る赤犬にルフィは目を見開く。princessは肩を震わせどうしようも出来なくルフィの肩を掴みそこに顔を埋めギュっと目を瞑った。
なかなか来ない衝撃にprincessは恐る恐る目を開ける。
「は…!」
目の前の光景に短く悲鳴を上げる。
「え」
「ガフッ!!」
princessの目に映ったのはルフィとprincessを庇う様に立ち赤犬の拳に腹を貫かれたエース。
ルフィの落としたエースのビブルカードがジリジリと音を立てて燃えてゆく。
「エース!!!」
焦る様に声をかけるルフィ。そしてprincessはそんなエースの腕を無意識に衝動的に掴む。
「麦わらボ〜イ!!!何をつっ立ってオッチャブル!!!」
「エース!!!行こう!!おっさんの覚悟が……!!!」
「私も…別れたくない!!けど…!」
ルフィとprincessはエースの背中へと声を上げた。そしてエースは自分の腕を掴む震えるprincessの手を掴む。
「………!!わかってる!!無駄にァしねェ!!!」
「お前らどけェ!!!」
エースはそう言葉を吐き火を使って海軍をどかす。そして白ひげに向かって膝をつき頭を下げた。白ひげはそんなエースを目で捉える。
「……言葉はいらねェぞ………一つ聞かせろエース………おれが親父でよかったか……?」
「勿論だ……!!!」
「グララララ…
princess」
「……!!は、はい…!」
「最期に…自分の血を引く娘に会えて
”オヤジ”と呼ばれて、これほど嬉しい事はねェ」
「……!オヤジ…」
ーあなたが此処へ戻って来る頃には、この子はもう産まれてるでしょう。それまで私はここであなたを待ち続けます。いってらっしゃい。
私の愛する人、エドワードー
白ひげの頭に過る記憶。白ひげはフッと笑みを浮かべた。
「これから私は、オヤジの名を背負っていきます」
princessの言葉に白ひげはグラララと笑いを上げた。
そしてエースに手を引かれprincess、ルフィ、エース3人は走り出す。
「エースさん!!ルフィ君!!princess君!!前を走れ!!」
「ジンベエ!!」
「お前さん達ァ狙われとる!!一人でも多く生き残る事がオヤジさんの願いじゃ!!」
そして海賊達が軍艦を奪いあとは乗るだけだ。
「本気で逃げられると思うちょるんか………!!めでたいのう」
「サカズキ大将!!」
逃げる海賊達を赤犬の怒りのこもった手が襲う。
「エースを解放して即退散とはとんだ腰抜けの集まりじゃのう白ひげ海賊団船長が船長…それも仕方ねェか………!!“白ひげ”は所詮…先の時代の“"敗北者"”じゃけェ…!!!」
挑発的な赤犬の言葉にエースはザッと足を止めた。
「!?…エース!!」
「エース!!?」
「ハァ…ハァ…"敗北者"……?取り消せよ……!!!ハァ…今の言葉……!!!」
ギロッと赤犬を目で捉えるエース
「おい、よせエース!!!立ち止まるな!!!」
「まってエース!!!挑発に乗っちゃダメ!!」
嫌な予感を察してprincessはエースの腕を掴むもそれを払われる。更に不安が襲う。
「あいつオヤジをバカにしやがった……」
「エース!!!」
「お前の本当の父親ロジャーに阻まれ”王”になれず終いの永遠の"敗北者"じゃァどこに間違いがある…!!オヤジオヤジとゴロツキ共に慕われて…家族まがいの"茶番劇"で海にのさばり」
「………やめろ……!!」
「……!エース!!!」
「のるなエース!!!戻れ!!!」
淡々と挑発を口にする赤犬どんどんエースの怒りは増してく。
「終いにゃあ”海軍”に守られてきた娘を”海賊”に仕立て上げ突然の再会かァ?
泣けんわ!!そんな”茶番劇”!!」
その言葉に更に怒りを露わにするエース。そしてprincessもその言葉が頭にきたが歯を食いしばり堪える。
「オヤジはおれ達に生き場所をくれたんだ!!おまえにオヤジの偉大さの何がわかる!!!」
「人間は正しくなけりゃあ生きる価値なし!!!お前ら海賊に生き場所はいらん!!!“白ひげ”は敗北者として死ぬ!!!ゴミ山の大将にゃあ誂え向きじゃろうが」
「“白ひげ”はこの時代を作った大海賊だ!!!」
おれを救ってくれた人をバカにすんじゃねェ!!!
「この時代の名が!!!“白ひげ”だァ!!!」
「エース!!!」
エースと赤犬の炎とマグマの拳がぶつかり合った。
ジュワッとなる音。
「エース!!」
「うわァア!!!」
「………エースが!!…焼かれた!!?」
「“自然系”じゃいうて油断しちょりゃあせんか?お前はただの“火”わしは“火”を焼き尽くす“マグマ”じゃ!!わしと貴様の能力は完全に上下関係にある!!!」
なんでこんな時に!体が動かない!
princessは自身の能力を使おうとしたがあまりの衝動に体を震わせ動くことが出来なかった。
「エー…ス…!!…!!」
ルフィはガクンと膝をつく。
「おいルフィ君!!お前さんもう限界じゃ!!」
ルフィに駆け寄るジンベエ。
「ハァ…ハァ…あ、エースの…ビブルカード」
ルフィは帽子から落ちたビブルカードを拾おうと手を伸ばす。
「“海賊王”G・ロジャー“革命家”ドラゴン“世界最強の男”エドワード・ニューゲートこの3人の実子達が義兄弟とは恐れ入ったわい……!!貴様らの血筋はすでに“大罪”だ!!!誰を取り逃がそうが"貴様ら兄弟"だけは絶対に逃がさん!!!」
「よう見ちょれ…」
赤犬が横目で睨む先にはルフィとルフィを心配そうに見つめるprincess。
「…おい!!待て!!」
良くない予感を感知し声を上げるエース。
「ルフィ!!!princess!!!」
手を伸ばすエース。
目前に迫り来る赤犬にルフィは目を見開く。princessは肩を震わせどうしようも出来なくルフィの肩を掴みそこに顔を埋めギュっと目を瞑った。
なかなか来ない衝撃にprincessは恐る恐る目を開ける。
「は…!」
目の前の光景に短く悲鳴を上げる。
「え」
「ガフッ!!」
princessの目に映ったのはルフィとprincessを庇う様に立ち赤犬の拳に腹を貫かれたエース。
ルフィの落としたエースのビブルカードがジリジリと音を立てて燃えてゆく。