いかないで
princessを撫でるエースの手が落ちる。それと同時に抱きしめるエースの体がスルリと崩れ落ちた。
そしてエースのビブルカードが音を立てて跡形も無く消えた。
「エース……?」
ー生まれてきても、よかったのかなー
「いやぁ…いや…」
ルフィは名前を呼び目線を下げる。
そしてprincessは悲鳴にも似た泣き声を零す。
エースは笑みを浮かべ死んでいた。
ーおれが死んだと思ったのか?
何泣いてんだよ!!
人を勝手に殺すなバカ!!
おいお前!!名前なんてんだ!
おれがお前を守る!!ー
頭に過る幼い頃の記憶。
ー男の子なら…”エース”
―この子の名は
”ゴール・D・エース”ー
ー知ってるか?盃を交わすと兄弟になれるんだ!おれ達は今日から兄弟だ!!ー
その周囲にいる全ての者が涙した。
「ウソだろ!!?オイ!!」
「………!!エ…」
「エース…」
「エース〜!!!!」
ルフィは白眼を空に向け放心状態だった。princessはエースの前に頭を伏せ手をつき眠るエースに涙していた。そしてprincessから溢れる涙はポツリポツリと伝染していきエースとprincessを覆う水溜りとなった。
「麦わらボーイ!!!」
ダメナブル!!!精神が崩れた!!!命が危ないっ!!!
「次こそはお前らじゃァ!!!」
ルフィとprincessに襲い掛かる赤犬だったがprincessが水を纏っていることに気づき標的をルフィに絞った。しかしそれをマルコが止めた。
「コイツらの命はやらねェ!!!」
「マルコ隊長っ!!」
「エースの弟と妹を連れてけよい!!ジンベエ!!」
「わかった!!!」
ルフィを抱き抱えprincessに声をかけるジンベエ。
「princess君!!」
「……私は大丈夫です…しばらくここに…ルフィを助けて…!」
princessの言葉にジンベエは躊躇いを見せたがルフィの身の危険もあった為駆け出した。
「"その命"こそ…!!生けるエースの“意志”だ!!!エースに代わっておれ達が必ず守り抜く!!!」
「ルフィ君気をしっかり持て!!!」
「もし死なせたら“白ひげ海賊団”の恥と思え!!!」
「ウオオオオォ〜〜!!!」
「兄弟"三人共"逃がさんと言うたハズじゃ……!!!」
「赤犬さん!!!危ないっ!!!」
赤犬の後ろには力を込め拳を振り上げる白ひげがいた。そしてそのまま赤犬に叩きつける。
「オ…オヤジが怒ってる……!!」
「みんなここから離れろォ!!!」
倒れた赤犬は反撃し白ひげの顔半分を飛ばした。だが白ひげはものともせず更に追撃をする。白ひげの怒りの反動で海軍本部が大きく崩れ始めた。赤犬も含め地面に落ちていく海兵達。その揺れにprincessは身の危険を感知しエースを抱え立った。
「はっ!!何これ」
ハッと驚き自分の足元と周囲に目をやった。そこには大きな水溜りのようなモノが出来ていた。そしてそれに足を踏み込む者は全てその中へと消えていく。とにかくprincessはエースを抱えその場から離れた。
そしてprincessは周囲の光景を目にした。広場は二つに裂けていたのだ。そしてそれは海軍側と海賊側でうまく裂けていた。しかし白ひげは海軍側の岸にいた。
「オヤジ!!!!」
また…大切な人を失ってしまうの…?
叫びの声を上げるprincess。
「顔半分失って…!!まだこんな力を…!!!」
悔しむセンゴクにまだまだとニヤリ笑みを浮かべる白ひげ。
すると本部要塞の陰に何かが現れた。
「あ、見つかっつった」
そして処刑台の上からも人影が現れた。
「……!!!貴様らが!!!…一体どうやってここに!!?」
「フッフッフッフッフ!!!最高だ!!!こりゃすげェのが出て来やがった!!」
様々な言葉が飛び交う。そんな中、白ひげはそれに睨みを利かせた。
「てめェ…」
そうその影は“黒ひげ海賊団”。
そしてエースのビブルカードが音を立てて跡形も無く消えた。
「エース……?」
ー生まれてきても、よかったのかなー
「いやぁ…いや…」
ルフィは名前を呼び目線を下げる。
そしてprincessは悲鳴にも似た泣き声を零す。
エースは笑みを浮かべ死んでいた。
ーおれが死んだと思ったのか?
何泣いてんだよ!!
人を勝手に殺すなバカ!!
おいお前!!名前なんてんだ!
おれがお前を守る!!ー
頭に過る幼い頃の記憶。
ー男の子なら…”エース”
―この子の名は
”ゴール・D・エース”ー
ー知ってるか?盃を交わすと兄弟になれるんだ!おれ達は今日から兄弟だ!!ー
その周囲にいる全ての者が涙した。
「ウソだろ!!?オイ!!」
「………!!エ…」
「エース…」
「エース〜!!!!」
ルフィは白眼を空に向け放心状態だった。princessはエースの前に頭を伏せ手をつき眠るエースに涙していた。そしてprincessから溢れる涙はポツリポツリと伝染していきエースとprincessを覆う水溜りとなった。
「麦わらボーイ!!!」
ダメナブル!!!精神が崩れた!!!命が危ないっ!!!
「次こそはお前らじゃァ!!!」
ルフィとprincessに襲い掛かる赤犬だったがprincessが水を纏っていることに気づき標的をルフィに絞った。しかしそれをマルコが止めた。
「コイツらの命はやらねェ!!!」
「マルコ隊長っ!!」
「エースの弟と妹を連れてけよい!!ジンベエ!!」
「わかった!!!」
ルフィを抱き抱えprincessに声をかけるジンベエ。
「princess君!!」
「……私は大丈夫です…しばらくここに…ルフィを助けて…!」
princessの言葉にジンベエは躊躇いを見せたがルフィの身の危険もあった為駆け出した。
「"その命"こそ…!!生けるエースの“意志”だ!!!エースに代わっておれ達が必ず守り抜く!!!」
「ルフィ君気をしっかり持て!!!」
「もし死なせたら“白ひげ海賊団”の恥と思え!!!」
「ウオオオオォ〜〜!!!」
「兄弟"三人共"逃がさんと言うたハズじゃ……!!!」
「赤犬さん!!!危ないっ!!!」
赤犬の後ろには力を込め拳を振り上げる白ひげがいた。そしてそのまま赤犬に叩きつける。
「オ…オヤジが怒ってる……!!」
「みんなここから離れろォ!!!」
倒れた赤犬は反撃し白ひげの顔半分を飛ばした。だが白ひげはものともせず更に追撃をする。白ひげの怒りの反動で海軍本部が大きく崩れ始めた。赤犬も含め地面に落ちていく海兵達。その揺れにprincessは身の危険を感知しエースを抱え立った。
「はっ!!何これ」
ハッと驚き自分の足元と周囲に目をやった。そこには大きな水溜りのようなモノが出来ていた。そしてそれに足を踏み込む者は全てその中へと消えていく。とにかくprincessはエースを抱えその場から離れた。
そしてprincessは周囲の光景を目にした。広場は二つに裂けていたのだ。そしてそれは海軍側と海賊側でうまく裂けていた。しかし白ひげは海軍側の岸にいた。
「オヤジ!!!!」
また…大切な人を失ってしまうの…?
叫びの声を上げるprincess。
「顔半分失って…!!まだこんな力を…!!!」
悔しむセンゴクにまだまだとニヤリ笑みを浮かべる白ひげ。
すると本部要塞の陰に何かが現れた。
「あ、見つかっつった」
そして処刑台の上からも人影が現れた。
「……!!!貴様らが!!!…一体どうやってここに!!?」
「フッフッフッフッフ!!!最高だ!!!こりゃすげェのが出て来やがった!!」
様々な言葉が飛び交う。そんな中、白ひげはそれに睨みを利かせた。
「てめェ…」
そうその影は“黒ひげ海賊団”。