出会い
シャンクスの言葉に驚き目を向ける。
そしてシャンクスはprincessとの出会いから別れまでを淡々と語り出した。
「おい!お前ら!この島にある宝ってのを俺らによこせ」
ここは新世界エスボワール島。島には海賊も海軍もいない平和な島だ。しかし今はその言葉が似合わない程木々や葉、花は炎に囲まれ島の人々の叫び声が響く。
つい数時間前この島の”ある”伝説を耳にした海賊が降り立ったのだ。
島におりたった海賊は声を上げた。そしてその向かいにはこの島の長である老人テールと住人達が怯えた目を海賊達に向けていた。
「貴様ら…ここが誰のナワバリかわかってここにおりたったのか!」
テールの言葉に海賊はフッと笑みを浮かべた。
「あー?…白ひげだろ?んなことわかってる。けどよォ、こんな何もねえ島一つどうなろうがどうも思わねェだろーがガハハハ」
下品な笑い声を上げる海賊。
「この島の伝説だ。海軍も狙ってるって宝がここにあんだろ?……だせよ」
海賊の冷たい声が響いた。その声に島の住人達はさらに怯える。
「フッ、お前らには手に置けないだろう」
テールは、幼い少女princessを自分の背に引き寄せた。
「ああ!?…こうなったら力尽くだな。おい!!おめぇらやっちまえ!!!」
その声に周りにいた海賊達は威勢の声を上げ島を荒らし始め、島の住人達にも手を出し始めた。
そんな中テールはprincessの手を握り走り出した。逃げるなと叫ぶ海賊の声を無視しただひたすら島の裏を目指す。
「ハァハァ…テール!…テール!どうしたの!?わたし疲れたよ!!」
何時もの穏やかな表情ではなく張り詰めた表情のテールにprincessは声を上げた。
「princess!!もう少しだもう少し頑張ってくれ!!」
暫くして島の裏に着くと海に浮かぶ小舟にテールはprincessを1人乗せた。
「princess!!逃げるんだ!!」
「……!やだ!…みんなは!?」
少女の声に微笑みを見せ老人はprincessを一度強く抱きしめ、小舟を海へと流した。少女の自分を呼び泣き叫ぶ声を耳に顔を苦めるテール。
「ハナさん…どうかprincessを…!」
テールは願いprincessが乗る流される小舟を見つめた。
「ハァハァ…やっと追いついたぜ…ジジィのくせに随分と早ェな…ハァハァ」
後ろからする声にテールは体を向けた。そしてそんなテールに海賊は刃を構えた。
「そんなに宝ってのをくれねェなら殺してやる」
ジリジリと距離を詰めてくる海賊。
「……そんなにこの島の宝を見たいか……なら見せてやる!!」
その瞬間、テールの声と共に突然島は強い光に包まれた。
そして光が徐々に弱まる。
完全に光がはれた頃、そこには先程まで上がっていた炎や海賊船、海賊達、島の住人、そしてテール何もかもが無くなっていた。
ただ木々や葉、花がのどかに風に揺れていてそしてprincessの母であるハナの墓も丘の上にしっかりと建っているだけの状態だった。
princessはただひたすら泣き続け、そして行くあてもなく小舟は広い海を進み続ける。
そしてシャンクスはprincessとの出会いから別れまでを淡々と語り出した。
「おい!お前ら!この島にある宝ってのを俺らによこせ」
ここは新世界エスボワール島。島には海賊も海軍もいない平和な島だ。しかし今はその言葉が似合わない程木々や葉、花は炎に囲まれ島の人々の叫び声が響く。
つい数時間前この島の”ある”伝説を耳にした海賊が降り立ったのだ。
島におりたった海賊は声を上げた。そしてその向かいにはこの島の長である老人テールと住人達が怯えた目を海賊達に向けていた。
「貴様ら…ここが誰のナワバリかわかってここにおりたったのか!」
テールの言葉に海賊はフッと笑みを浮かべた。
「あー?…白ひげだろ?んなことわかってる。けどよォ、こんな何もねえ島一つどうなろうがどうも思わねェだろーがガハハハ」
下品な笑い声を上げる海賊。
「この島の伝説だ。海軍も狙ってるって宝がここにあんだろ?……だせよ」
海賊の冷たい声が響いた。その声に島の住人達はさらに怯える。
「フッ、お前らには手に置けないだろう」
テールは、幼い少女princessを自分の背に引き寄せた。
「ああ!?…こうなったら力尽くだな。おい!!おめぇらやっちまえ!!!」
その声に周りにいた海賊達は威勢の声を上げ島を荒らし始め、島の住人達にも手を出し始めた。
そんな中テールはprincessの手を握り走り出した。逃げるなと叫ぶ海賊の声を無視しただひたすら島の裏を目指す。
「ハァハァ…テール!…テール!どうしたの!?わたし疲れたよ!!」
何時もの穏やかな表情ではなく張り詰めた表情のテールにprincessは声を上げた。
「princess!!もう少しだもう少し頑張ってくれ!!」
暫くして島の裏に着くと海に浮かぶ小舟にテールはprincessを1人乗せた。
「princess!!逃げるんだ!!」
「……!やだ!…みんなは!?」
少女の声に微笑みを見せ老人はprincessを一度強く抱きしめ、小舟を海へと流した。少女の自分を呼び泣き叫ぶ声を耳に顔を苦めるテール。
「ハナさん…どうかprincessを…!」
テールは願いprincessが乗る流される小舟を見つめた。
「ハァハァ…やっと追いついたぜ…ジジィのくせに随分と早ェな…ハァハァ」
後ろからする声にテールは体を向けた。そしてそんなテールに海賊は刃を構えた。
「そんなに宝ってのをくれねェなら殺してやる」
ジリジリと距離を詰めてくる海賊。
「……そんなにこの島の宝を見たいか……なら見せてやる!!」
その瞬間、テールの声と共に突然島は強い光に包まれた。
そして光が徐々に弱まる。
完全に光がはれた頃、そこには先程まで上がっていた炎や海賊船、海賊達、島の住人、そしてテール何もかもが無くなっていた。
ただ木々や葉、花がのどかに風に揺れていてそしてprincessの母であるハナの墓も丘の上にしっかりと建っているだけの状態だった。
princessはただひたすら泣き続け、そして行くあてもなく小舟は広い海を進み続ける。