ピリオ島


そして一味は、最後のエンドポイント、ピリオ島に向かう。海に出ると、麦わら一味の倍の数のネオ海賊団の襲撃にあった。砲弾が撃たれる。そしてその弾をゾロが切る。そして、ガオン砲の、一撃でネオ海賊団の船を沈めた。

「ゼットはどこだ!道を開けろ」

島に着港し、ルフィが雄叫びを上げ一味は走り出す。その後ろから「先に行け」と弾を放つフランキー。

「あいつらはぐれやがって」

自分以外、誰もいない辺りを見回し、剣を下ろすゾロ。切っていくうちに離れていってしまったのだろう。

「しかしすごい景色だ」
「モドモド!」

ゾロ岩に手を触れると、声が響き渡る。

「先生のところへはいかせないわ、あなたは私がとめる」
「ちょうどよかった恨みはねぇが仲間を戻すためだ、きあい入れさせて貰うぜ」

そして、腕に巻いている黒いバンダナを頭に巻き、ゾロとアインの戦いが始まった。その頃、すでにサンジとビンズがやり合っている。

「ルフィー!」

一息ついて肉を食べているとルフィの元へprincessがやってきた。

「おお!princess!」
「ルフィ、だいぶ派手にやってるね!」
「ニヒヒ、へえ、疲れたー」

ルフィの周りに倒れているネオ海賊団達に目を向け、関心した様に口にするprincessに歯を見せ大きく笑うルフィ。

その頃、島の岸にて”海軍”の文字を背に掲げる、海軍大将黄猿、ほか中将達が参着していた。

「ほぉ〜始めてるねぇ、じぃさんがさみしくないように、麦わらの一味も含めて1人残らず、息の根を止めてやるよォ〜」

その表情は妙に、落ち着いている。
そして、マグマが今にも噴出しそうな頂上において、ゼットが、ダイナ岩に帽子を乗せて酒を飲む。その場所は至る所にダイナ岩が設置されていて、麦わら帽子を目にし、意味深に笑むゼット。

次々と敵を倒していくルフィ。princessもそれを援護する様に倒してゆく。

「ルフィ!ここは私に任せて!先に行って」
「おお、princess!任せた!」
「絶対に帽子取り返してね!」
「あったりめェだ!」

お互い、無事を祈って歯を見せ大きく笑いルフィはゼットのいるさらに上を目指して走り出した。ルフィの道を開ける様に次々とその場にいる敵を倒してゆくprincess。


「モドモド!」

ゾロの上にそびえ立つ岩を溶岩に戻すがそれも斬られ、アインはゾロに押しやられていた。その頃、サンジに押しやられるビンズ。もう一息だ。

さらに上を目指す麦わらの一味。

「ルフィとprincessは!」
「どんどん先に進んじゃったわ」

一通り倒し終え集結する、ロビン、ナミ、チョッパー、ブルック。すると突然、光線が放たれた。パシフェスタがあらわれたのだ。

ひたすら、パシフェスタから逃げる一味。一体ならともかく、何体もいる為、どうすることも出来ず走る。光線が放たれ、それに命中し飛ばされるナミ達。もう戦うしかないと身構えるロビン。するとまた別の方向から光線が放たれパシフェスタへと放たれた。フランキーが遅れて参戦したのだ。

そして、その頃、遂にルフィはゼットのいる火山の頂上に到着し、ルフィとゼットの拳がぶつかり合った。