トビウオ


ズズゥン!!!!

ガシャンンン!!!


「‥‥!!」


オークション会場の外から聞こえる大きな音に一味は駆け出した。princessもそれに続くように駆け出した。外へ出ると、そこには小さくなったルフィ、ロー、そしてキッドがいて、その前には瓦礫と化した光景が広がっており一味は唖然とした。そして、キッドの仲間、ローの仲間はそれぞれ我が船長の元へと走り出した。麦わら一味も同じように駆け出した。


princessも後に続くように駆け出そうとした。

「おい。中将。また逢えるといいな」


princessはその声の人物に顔を向けた。そこには、ニヤリと笑みを浮かべるローがいた。princessは、眉間に皺を寄せ強く睨みつけてからルフィの元へと走り出した。ローはその後ろ姿を見つめてからprincessと真逆の方へと足を進めた。

一方、海軍との奮闘は続いていた。princessは自分の姿がバレないようにとフードを深く被り、太腿に巻かれてるホルスターケースから愛用のナイフを取り出した。


(うかつに、能力使えない‥!バレるわ!)

そして、princessはルフィを背後から狙う海軍に切りかかった。

「princess!!」

ニシシと笑うルフィにprincessは笑みを浮かべた。すると、そこに海軍からの攻撃を蹴り飛ばすサンジが登場した。

「よっ!!」

ガンッ

「お!!サンジ!!」

「ルフィあっち見ろ」


サンジはそちらへと指を指した。なんだと思いそちらへと目を向けるルフィ。

「ん?あっ」


「お〜い!!若旦那達〜〜っ!!」

そこには、トビウオライダーズが大きく手を振っていた。

「トビウオ〜〜!!!」

「えェ!?ハンサム!??そんな事より脱出準備万端だぜ!!!なァ野郎共!!!」

「「イエス!!ライフ イズ バラ色!!!」」


トビウオライダーズに向かって急ぐ一味。


「じいさん!!フランキー!!先に行け!!」


ケイミーとパッパグを背負うフランキーとレイリーに道を空けるゾロ、ウソップ、チョッパー。


「わはははは!!血が騒ぐなァ!!」

若者たちの奮闘に笑いを溢すレイリー。

「元気なジジイだよ!!」

「“麦わらの一味”を逃がすな!!!あいつらが主犯だ!!!ん?」


「“サンダーボルト=”“テンポ”!!!」「アクア・ライン!!!」


ナミはprincess、ルフィ、サンジ、ウソップ、ブルックとその後ろにいる海軍達の方へとかまえた。princessはそれと同時に海軍達の方へと水を操る自らの手を伸ばしナミの雷と海軍達を繋げた。



バリバリドォン!!!

「「ウギャアアアアア!!!」」


ナミの技は見事にルフィ達には受けず海軍達だけに当たったのだった。

「「あっぶねー!!!」」

「ナミの技が当たんなかった!!!」

「princess!お前今なにやったんだ!?すっげェな!」


キラキラと目を輝かせながらprincessへと顔を向けるルフィ。

「このままだと私達にも雷落ちてくると思ったの。だから、水の力を使って雷の通る道を作ったの!」

princessは、冷や汗を流しながらホッとしたような表情を浮かべた。

「すごいわ!!princessと私のダブル技ね!!!」


楽しそうに喋るナミにprincessはフウと1つ息をはいた。