結局、朝方まで眠れなかった玲。
あれから少し後に果てたのか
晴明は眠ってしまったが、
横の玲はドキドキしっぱなしのせいで
一時も眠れなかったのだ。
布団から這い出たのはお昼時。
出来る事なら、昨日の事は触れないでおこう、と
晴明に声を掛けようとした瞬間、
「せ『玲』はい!」
「…昨日は見苦しいものを見せた」
「い…いや、大丈夫」
「…お前を肴に一人でするなど、夢にも思わなんだ」
ニッと極上の笑み付きで
冗談か本気か分からぬ
恥ずかしい言葉を口にされた。
「晴明のばかぁぁぁ!!!」
もう一度布団へと舞い戻るお昼時、
空には笑えるくらい綺麗な太陽が咲いていた。
(抱いた肩の儚さに欲情したなど…)
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