品田がゆったりと律動をはじめた。
「ふっ……んっんっ……」
品田の動きに身を任せるしかないなつみは、その律動に合わせて呼吸する。
暫くすると、痛みとは別の何かがせり上がってくる感覚がした。
「はっ……あっ……あ……」
「ヤバ……すげ……気持ちいっ……はっ……。ごめん、なつみちゃん。抑えられな……」
荒い呼吸で吐き出すように言うと、腰の動きを徐々に早くする。
「んんっ……し……なださっ!!やっ、ああっ!!」
なつみが声をあげ仰け反ると、品田の両手がなつみの頭を抑え込み、深い口付けでその口を塞いだ。
咥内を犯しながら、品田の動きは更に激しさを増していく。
「だめだ……イキそっ……」
眉根を絞りながら、二、三度強く腰を打ち付けるとなつみから自信を勢いよく引き抜いた。
なつみの腹の上に思いのたけをぶちまける。
彼女の呼吸に合わせて、その白濁した液体はヌラヌラと光った。
「大丈夫?」
ティッシュで、自分が吐き出したものを拭きながらなつみの顔を覗き込んだ。
まだ整わない呼吸で、小さく返事をすると品田はなつみの隣に横になりなつみの頭の下に自分の腕を滑り込ませた。そして、包み込むように抱きしめ、なつみの額に自分の唇を押し当てる。
「今日は一緒に寝よ?」
甘えるように言う品田に、なつみも彼の背中に腕を回す。
「ん……」
なつみはそう返事をすると、品田の首元に顔を埋めた。彼の汗に交じり微かに煙草の匂いがした。
どのくらい経ったか。
なつみが静かに寝息をたてる。
品田は、腕枕をしたまま自分の首元から聞こえる小さな寝息をずっと聞いていた。
そっとその頭をなでる。
ふっと品田の口から笑みがこぼれた。
────参ったな……。
「離れづらくなっちゃうよ……」
困ったように小さく呟いて、なつみの髪の毛に顔を埋めた。
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