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:異世界からこんにちは
4日位開けてましたがただいま戻りました
:現実世界から匿名がお送りします
おかえりー!
:現実世界から匿名がお送りします
おかえりなさい!っていうか4日!?こっちまだ数分しかたってないよ!
:現実世界から匿名がお送りします
向こうとこっちでは時間の流れが違うみたいだな
:異世界からこんにちは
そうなんですか?!新たな発見とショックが同時に襲いかかってくる…!
:現実世界から匿名がお送りします
まあまあ落ち着けよ (´・ω・)っ旦
:現実世界から匿名がお送りします
何か進展はありましたか?
:異世界からこんにちは
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進展、ていうか何か適当に安全そうな街をうろついてたら優しそうなおじいさんに拾われました
:現実世界から匿名がお送りします
ええ!?それって大丈夫なの!?
:現実世界から匿名がお送りします
その爺さん怪しすぎる!!
:現実世界から匿名がお送りします
気づいたら売られちゃう可能性が否めない…ボイちゃん何で止めなかったん!?
:異世界からこんにちは
それは多分大丈夫かと。そのおじいさん魔導士がたくさん集まるギルドのマスターをやっているらしく、そこの雰囲気からして怪しい人では無いはずです。あとボイちゃんは街に着いた途端人目に付くからとスマホの中に戻ってしまいました
:現実世界から匿名がお送りします
あらら、唯一の護衛様が
:異世界からこんにちは
でもちょっと前に教えてもらったんですが私と彼らはプレイヤーとキャラクターでの繋がりがあるらしく好きな時に脳内で会話(念話?)ができるみたいです。すごく安心。
:現実世界から匿名がお送りします
なら良かった
:現実世界から匿名がお送りします
安心やな
:現実世界から匿名がお送りします
そのギルド?ってどんな感じ?
:異世界からこんにちは
そうですね…皆ワイワイガヤガヤしててお酒も昼間から飲んでる感じです。周りを見る限り私と同じくらいの子は今は居ませんがマスターさんの孫に2つ上くらいの男の子がいるみたいです。
それとここにいる大人の人たちはあの時のクズとは違いみんないい人です。ロリとして偽ってるのが申し訳ない…
:現実世界から匿名がお送りします
クズwww
:現実世界から匿名がお送りします
スレ主たまに口悪くなるのなww
:現実世界から匿名がお送りします
おーいい所で良かったじゃん。今の日本じゃ考えられないほど堕落してるみたいだけど
:現実世界から匿名がお送りします
2歳年上の男の子か…なるほどこのこと恋に落ちる展開ですねわかります。
:異世界からこんにちは
それは無いですね。だって考えてみてください、中身20代のゲーオタと純真無垢な8歳の男の子ですよ??どう見ても犯罪です
:現実世界から匿名がお送りします
見た目ロリならって思ったけど、俺がその立場で女の子と会ってたら確かに犯罪まっしぐらだわ
:現実世界から匿名がお送りします
でも陰ながら応援してる
:異世界からこんにちは
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しなくていいです。
なのでとりあえずはここに身を置いてこの世界のことを知っていこうと思います
:現実世界から匿名がお送りします
(´・ω・`)
:現実世界から匿名がお送りします
断られてやんのww
そだね。流石に知らない世界で宿無しっていうのも知り合いが居ないってのもきついと思うしそれでいいと思うよ
:現実世界から匿名がお送りします
向こうとこっちの時間軸がずれてるから良い感じでスレ主の人生が覗けそう
:現実世界から匿名がお送りします
それな。とりまその男の子との恋愛発展を期待
:異世界からこんにちわ
だから犯罪ですって!!!
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騒がしいギルドの隅にこのスレを建てた女の子が座っていた。電源を切ってそっと周りにばれないようにポケットに自分のスマホを突っ込む、こんな現代の電子機器が見つかればいろいろと面倒なことになりかねないからだ。
このスレを見てくれている人たちはきっと皆良い人のはずなんだけどどうも悪乗りが好きなんだな、なぜか犯罪のような年の差恋愛を求めてくる人たちに思わず小さいため息が出た。
「ふぅ…」
『どうしたの?』
『何でもないよ』
可愛い声がリンカの頭に響く。この突然頭の中に届く念話のようなものにもそろそろ慣れ始めてきた彼女は、今ではもうこちらからでも話しかけられるぐらいにはなっていた
『よくわからないけどリンカを困らせるものは全部斬ってあげる…』
『さすがに斬るのは駄目だよ。…でもありがとう』
少し物騒な言葉に焦るが、それでも自分なんかを心配してくれるこのキャラクターたちに安心感を感じる。もしこのよくわからない世界で、あの時この子たちが居なかったら…。それを考えただけでゾッとする。その寒気に腕をさすりながらリンカはギルドの中を見渡した。
酒を飲んでる者、ふざけ合ってる者、クエストの看板を見ている者、それぞれみんな楽しそうだ。平日の昼間だというのにもう酔っ払いがいるこのギルドを見て思う、ここに拾われて本当によかったと。
彼女を拾ってくれた老人、マカロフがマスターを務めている魔導士ギルドFAIRY TAIL…それがここの名前だ。可愛い名前とは裏腹に喧嘩っ早い人が多くいるがそれでも音はいい人ばかりなためリンカも気に入り始めていた。マカロフの息子イワンを除いて。
何がダメなのかと聞かれればうまく答えることはできない。しかし一度イワンと目があったとき、あの奥で何を考えているかわからない瞳にリンカの中で警報が鳴った「あの男にこれ以上関わってはいけない」と。しかしだからと言って得体のしれない自分を何も聞かずに受け入れてくれた人の実の息子をそんな根拠も証拠もない理由で毛嫌いするだなんてあまりにも失礼…しかもここで初めてできた友達の父親なら尚更。
「リンカ!」
「…ラクサス」
呼ばれた方を向けばリンカより少し背の高い黄色い髪をした男の子が走ってきた。彼女にとって初めてできた友達であり、苦手と感じているイワンの一人息子だ。
「またこんな隅にいたんだね、もっとあっちの皆がいる方に方に行けばいいのに」
「んー、でもこっちのほうが私は落ち着くんだ」
「ふーん…変な奴」
まさか「皆にばれないようにこの世界には存在しない超最先端な機械で別の世界の人たちとチャットしてた」なんて言えるはずもなく内心慌てながら誤魔化す。
その誤魔化しはまだ幼いラクサスによく効いたようで何も疑われることはなかった。少し失礼なことを言われたが。
「ラクサス今日は出歩いても平気なの?」
「あぁ!今日はいつもより体が軽いんだ!」
「そっかなら良かった。でもあんまり無理しないでね」
「…別に無理なんてしてない」
そう言いながらも実はマカロフの注意を無視して倒れた過去が数回あり、リンカもそれを聞いていた。そのため何回かやらかしているのに何を言ってるんだとジトっとした目で睨むとラクサスは少しバツの悪そうな顔をして彼女の隣に座った。
リンカに変な奴と言っておきながらもわざわざ構い来る彼の内心が、彼女と遊びたくてしょうがないという気持ちで一杯であるのは精神が成人済みである彼女には丸わかりで思わずその可愛さでニヤけそうになってしまう。
「ねえ後でちょっと外行こう!」
「…マスターさんたちに怒られるよ」
「バレなきゃ大丈夫だよ」
「絶対にバレると思う」
「リンカが言わなきゃバレない」
「えぇー…何その自信。私が言わなくてもバレるものはバレるよ」
「だから大丈夫!街じゃなくてあそこの森で遊べばバレないはず!」
確かに街に行って遊ぶよりこっそり裏から回って森に行く方がばれる確率は低い。しかし必ず見つからないという保証はないだろう、子供特有のどこから湧いてくるのか分からない自信に結局リンカは流されてしまった。
自分の手を引っ張りながら走る小さな背中と繋いだ手を見ながらバレたときの言い訳を考え続けていた。