亀「デビューで結成ですよね?」
井「そうそう、そうなんだよ」
亀「グループは組んでないですけど、それぞれ交流とかあったりしたんですか?」

博「ここ(トニセン)は長いし…、でもここ三人(剛健姫)は知ってて…」
井「剛健コンビって言ってて、まあ姫はさ、もう注目されてたし、基本剛と健の真ん中にいたからさ。三人はJrのスリートップになってて」
博「だから、岡田が一番あれだよね…全然交流なかったから」
准「なかったね」

亀「岡田くん入ってすぐですか?」
准「そう。入ってすぐデビューっていって…V6になれっていわれたから
特に、この若いスリートップは、ほんとにトップだったから…」
亀「めちゃくちゃ緊張しますね」
准「そりゃあやっぱり緊張しますね」

井「俺はさ、真ん中だったから気になんなかったけど…いま10年下の子とグループ組めって言われても無理だもん。そういう存在だったわけですよ、リーダーは」
「坂本くんデビューが24で、私と准くんが14だったからね。おまけに前例のない、ジャニーズ唯一の女子入りていう」
中「そっか…」
亀「変な話、同じグループでしゃべるときって敬語とかなんですか?」
健「タメ語タメ語」
准「いまはタメ語」
「でもデビュー当時とかは敬語だったよ」
井「姫とかよく剛と健の後ろから覗き込んでたよね」
「え、そう?(笑)」
健「めっちゃ怯えてたよ」
准「でも、ほんと最初は6人とも俺の先生、みたいな感じで…。すごい怒られてたしね」
「いまは?」
准「今は、まあ…ねえ?」

亀「どうやって知らされたんですか?なんかいろいろなV6さんのデビュー秘話があるって聞くんですけど…」
井「そうなんだよね〜、これはっきりさせとく?」

中「どういう風に出来上がったんですか?」
井「最初俺たちは、絵コンテみたいなの見せられたの。長野くんと一緒だったかな?なんかバレーボールしながら踊ってるやつ」
亀「バレーボールでデビューっていうのは、決まってた?」
井「バレーボールのユニットだっていうのは決まってるんだと。で、バレーボールの6人でいきたいから」
中「えっ、6人?」
亀「6人ですか!?」
井「6人」
中「メンバーも絵コンテの段階で決まってたんですか?」
井「決まってなくて、誰が入る、入らないってのがあって…岡田が最後に決まったのかな?」

中「最初だれかきまってたんですか?」
井「剛と健と姫が決まってたの」
中「なるほど」
井「でも、荒くれ者の二人と、紅一点の異例の抜擢だったから保護者つけなきゃいけない…ってなって(笑)」
「え、そんな理由なの(笑)」

井「そんな感じでトニセンが入り、6人だねってこれで人数が揃ったぞ、と」
亀「あれっ…え?」
井「いやこれで全員揃ったな〜と思ってて、そしたら、バレーボールのユニットだからバレーができないきゃいけないって言われて、NHKのね、おっきなスタジオに集まってバレーの練習をさせられてたの
そこに、Jrの子たちがばーって入ってきて、バレーをやるように」
中「それは…なんでですか?」
井「どうやら、バックでもね、バレーボールをしてるパフォーマンスを入れたかったみたいで、こう全体のバレー技術を上げよう…的な」
博「バレーの練習のためだけに集められてたよね」
井「で、岡田は関西から出てきたばっかりで誰も友達がいないわけですよ。ひとりでぽつんとしてて…、そこで姫が、一緒にやろうよって声かけたんだよね?」
「そう、だ、よ?」
井「え、覚えてないの(笑)?」
「…私だっけ?」
准「まりなだよ」
井「他の子たちはさ、仲いいからみんなで遊んでたわけ。そしたらジャニーさんが入ってきて
『お前らバレーボールで呼んだのに信じられないよ。バレーしてるのあいつだけじゃないの!』って、
岡田が『やる気あるね!』みたいな感じになって…
ジャニーさんの中で、なんか7人がしっくりきちゃったんだろうね」