クラスで気になっている女の子と日直が一緒になって内心ガッツポーズやった。 一緒に日直になった
これを機にもっと仲良くなれたらええなと思ったけれど、日直だからといって全く話す機会がない。
日誌は名字さんが全部書いてくれてるし黒板は背の高い俺が全部消しとる。
こんなはずやなかったのに!と嘆いたけれど、神さんは俺のことを見放さなかった。
放課後、クラスのやつらが部活に行ったりして教室には俺と名字さんの二人。
「宮くんは日誌の感想のとこ書いてもらっててもええ?私は後ろの方消すな」
「おん!届かなかったら声かけてな!」
感想なんて適当でええやろとささっと書いて、名字さんを手伝おうと後ろを向いたとき、事件は起きた。
背の低い名字さんが高いところを消そうとピョンピョン飛んでいる。
かっわええな!?
なんやそれズルすぎると思って見てたら、飛んだ瞬間に見えた。
フリルのついたかわいらしい、それが。
気づかない名字さんは飛ぶたびに俺に惜しみなく見せてくれて、健全な男子高校生の俺は好きな子のそれをガン見した。
仕方ないと思う。
しばらくそうしてたら廊下から声が聞こえてきて、ハッとして慌てて名字さんの後ろへと回った。
俺が見る分にはええけど他のやつに見せてたまるかという思いからだったけれど、つい距離が近くなってしまって、側から見たら俺が壁ドンをしているように見えただろう。
扉を開けて入ろうとしたクラスメイトに「え、あ…お邪魔しました!」と言われ、一目散に逃げられた。
「み、宮くん…近い…」
後ろ向きの体勢から見上げられて本当勘弁してくれと頭を抱えたくなる。
好きな子に上目遣いで見られて大丈夫な男なんておるんか?
しかもほんのり桜色に染めた頬で。
誘っとるんやろか、と思った。
「そんな顔したらアカンやろ…」
「宮くん…近いってば…離してや…」
目を潤ませてそういう名字さんにもう少しだけ近寄って「ちょっとだけこうさせてや」と言えば、名字さんは抵抗もしないでそっと俺に寄り添ってきた。
これはチャンスか!?と抱きしめようとして腕を動かしたら当たりどころが悪くて名字さんの太腿を撫でてしまった。
名字さんから甘い声がでて、それに反応した俺に思いっきりグーパンが飛んできた。
「さ、最低やな!!!!」
「ちゃうねん誤解や!!!!」
俺の叫びもすごい勢いで走っていった名字さんには聞こえなかっただろう。
次の日、土下座する勢いで謝れば名字さんは許してくれたけど、気を許してくれるまで時間がかかりそうやとため息をついた。
放課後残って日誌書いてたら後ろの黒板消してないことに気がつく
短いスカートで背伸びして黒板消そうとする名前ちゃん
下着見えそうで死ぬほどドキドキした