星の里高校in明峰@
今や3月。明峰市で行われるインドア県大会が行われるため明峰市へ来ている。その前の日の夜に、部屋の中で恋バナが繰り広げられていた。
和室の部屋なので、7人部屋。どういうメンツかというと、2年の村瀬蓮と1年生の溝口亘、大橋岳人、小松飛鳥、内藤駿芽、吉岡徹也、山岡広夢というメンバーだ。まあ、蓮以外1年だ。
亘「見事に星の里のリア充揃ってるし」
広夢「それな」
駿芽「いざと言う時は平松先輩達の部屋避難だな」
蓮「恋バナするから逃げんなよ??」
飛鳥「先輩命令来ましたー」
蓮「この中で2年俺だけだからな。俺は今日は大橋さえいればなんでもいい」
岳人「先輩のエッチな話聞くの楽しみにしてましたーっ!」
広夢「あ、それなら残ります」
徹也「俺も聞きたいです」
蓮「お前ら単純だな」
まあ、普段から濃く話す時間も少ないみたいなので、今日はたっぷりある時間を使うみたいだ。
岳人「でも村瀬先輩って恋愛経験豊富なんですよね。色々と。」
蓮「まあお前らから見たらそうかもな。人数的にも」
徹也「今の人で何人目ですか?付き合った人数」
蓮「んー。……6人かな?小学生の時1人、中学で3人、高校で2人目」
飛鳥「中藤先輩より恋愛体質な気がする」
蓮「中藤先輩はヤリチンなだけで付き合った人数少ないじゃん。多分俺今のテニス部1番人数多い」
彼らの先輩、3年生の中藤健斗先輩も星の里ソフトテニス部を代表すると言ってもいいほどのヤリチンで定評はある。まあ、夏からは彼女ができてラブラブしてますけど。
亘「どうしてそんな恋愛できるんですか?」
蓮「いや俺も知らん。でも過去の人は全然続かなかったよ。最長は1年で、短くて1ヶ月もしないとか。」
広夢「でもまあ、モテますよね先輩」
蓮「芽衣には俺から告白したけどねー。1年生の時に知り合ってずっと仲良かったの」
徹也「学科も違うのにすごいですよね」
駿芽「どうやって知り合ったんですか?」
蓮「あー。たまたま芽衣が大会観に来てた時に。1年生の新人戦の地区大会。平松と東高の滝川滝口と話してたからその時に会ったのがきっかけ」
江南市すぐ隣の地区の中学は大庭第一中。そこ出身の緑陽東高の滝川滝口ペアがいる。その滝川くんが小学生の時には平松くんと同じ少年団に入っていたことからその時話していて、更に芽衣ちゃんがその場にやってきたというわけだ。
小柳芽衣ちゃんは大庭第一中時代ソフトテニス部だった人。星の里高校の普通科ではあるが、高校では続けていない。蓮とは学科も違うが、それ以来なんだかんだ関わっていたらしい。
蓮「その間に俺が元々付き合ってた人と別れて、色々話聞いてもらったのも芽衣だったのよ。芽衣も恋愛経験そこそこあるし、話しやすかった。」
岳人「結構濃かったですね内容が」
蓮「でも好きになったのは2年生入ってからだよ。」
飛鳥「今となっては部活終わりによく彼女さんの家に直行する先輩が…」
蓮「それはそれ。」
駿芽「どうせやってるんでしょう…」
蓮「ご想像にお任せします。っても大橋には負ける」
岳人「すぐ俺に話持ってきますよね。駿芽も中々濃い恋愛してますよね?」
駿芽「俺に話を持ってくるな」
まあ駿芽も、あまり自分の恋バナを話さないタイプなので、たまにはと過去の話を言うことにしたみたい。
駿芽「俺が中学で付き合ってた人がいるって話は多分みんな知ってるんだと思うけど」
広夢「結局性格合わなくて別れたって言ってたやつでしょ?」
駿芽「それ。でも好きだったよ。」
飛鳥「そりゃあヤる手前までいった人がな?」
駿芽「本当に手前で終わったけどね」
蓮「手前ってどこよ」
駿芽「脱ぐか脱がないかってところです。流石に勇気がなかったのであの時は。」
まだ中学生、ということもあってそれ以上はなかったらしい。が、この人実はキス魔である。
岳人「駿芽けっこう手が早いみたいだからな」
蓮「まあ今も正直な恋愛してるからな。禁断の恋とかいうやつ…」
駿芽「その話、村瀬先輩と平松先輩と岳人にしか言ってないはずですけど」
蓮「あ、まじ?なんかごめん」
駿芽「いいですよ、別に。いずれか言おうとしてたし。」
おおお?なにかある模様だ。
2年生の蓮と平松くんは一応知っているのと、その話をした時に丁度いたらしい岳人も知ってる内容らしい。
亘「何?彼女できたの?」
駿芽「ちょっとまってちゃんと説明するから。その人と付き合ってはいないの。」
徹也「あー、片想い中とか?」
駿芽「一応両想い。」
岳人「あれそうだったの?」
駿芽「この前色々とありまして。」
でも付き合ってはいないみたい。
広夢「もしかして中藤先輩みたいなパターン?」
駿芽「そういうこと。まあ星の里には珍しくないことだけど」
蓮「ちなみに俺と平松が知ってる理由は、俺のクラスの女子だからってこと」
駿芽「というか出会いの発端は平松先輩」
亘「え、年上の人なの?」
駿芽「そう。2年生。ソフト部の人。最近よく話してるから分かる人にはバレてるとは思ってたけど」
飛鳥「ってことは菊崎愛結先輩?」
駿芽「そう。」
体育科でソフトボール部の2年生、菊崎愛結ちゃんという女の子。身長は低めだが、明るくとても可愛い。
駿芽「俺が平松先輩に用事あってそのクラス行った時に、先輩と話してる時に愛結に話しかけられた。紗雪先輩の弟でしょ?って」
岳人「ちゃっかり呼び捨てだし」
飛鳥「その先輩は紗雪先輩と仲良いの?」
駿芽「うん。かなり仲良い。学年も部活も違うのに」
徹也「ちなみにそれいつの話よ」
駿芽「初めて話したのは12月。だからわりと最近」
駿芽には2つ上の姉がいる。3年生の内藤紗雪先輩。女子ソフトテニス部で活躍して、インターハイにも出ている後衛選手だった。
駿芽「それで姉ちゃんや先輩達通じて仲良くなって、そのうち好きになって、今に至る。」
広夢「でもソフト部なんだよね…?」
蓮「まあ恋愛禁止の部活のひとつだからな」
亘「でも2年生ならあと半年ほどで引退じゃないですか。」
駿芽「そう、だからそれまでは我慢。」
岳人「え、我慢できるの?」
駿芽「さあ?」
徹也「やべえ、こいつ絶対何かやるよこの顔」
駿芽くんの恋愛に対する素顔を知ってしまったみなさん。一瞬で印象が変わったようだ。
駿芽「って、今日だけだからね。俺のこんな話するの。」
飛鳥「忘れた頃にまた聞くわ」
蓮「飛鳥も恋バナ大好きだよね」
飛鳥「俺っすか?そういう訳ではないですけも気になるじゃないですか」
広夢「長江にうざがられてる奴が」
飛鳥「あれはあいつが話そうとしないのが悪い」
飛鳥くん、中学のメンバーで集まった時も長江くんに質問しまくってたみたい。長江くんにうざかられてたみたいだ。まあ、そういうノリのできる関係ではあるので、お互い気にしてないが。
亘「彼女バカだしな」
徹也「もう口開いたら滝下唯里の話しかしない」
広夢「高校入って遠距離になってから悪化した」
飛鳥「悪化って何よ」
広夢「中学の時それほどでもなかったじゃん」
岳人「全然会えてないから禁断症状でも出てるんじゃないの」
飛鳥「何みんな、俺の事そんな扱い」
まあそれほど彼女大好きってことですよ、飛鳥くん。飛鳥の彼女は地元の子で、同じ中学だった滝下唯里。西星高校のソフトテニス部にも入っている。
蓮「飛鳥の話は聞き飽きたから、はい次」
亘「その意見同意します」
飛鳥「まあ言われてみれば特に新しく話すことないですし」
蓮「普段から話しすぎなんだお前は。やったとかやってないとかうるせえよ」
駿芽「頭は良いのにとことん馬鹿だよね」
飛鳥「ごもっともです。」
飛鳥は普通科ではあるが、その中の選抜進学コースに入っている。ソフトテニス部でもこのコースの人はなかなかいない。中学時代成績優秀だった人らしいから。
ちなみに駿芽も成績優秀の子だが、高校は体育科だ。
飛鳥「じゃあ村瀬先輩の性癖暴露大会ーー」
蓮「何で俺だけよ」
徹也「この類の話は大橋小松も参加な」
岳人「俺を巻き込まないで」
駿芽「実際そういう類じゃん」
岳人「君もそのうちね」
駿芽「一緒にされたくねーわ」
と、何故か軽く枕投げを始めた岳人と駿芽の2人。
亘「まあまあ落ち着いて、」
と、亘のように若干呆れている人もいるが。いつものことだ。
飛鳥「村瀬先輩って実際彼女さんとエッチする時のどこ好きなんですか?」
蓮「お前の質問ストレートだな」
広夢「それが小松飛鳥なんです。」
飛鳥「長江には通用しないけど」
広夢「お前結構うざがられてるけどな」
飛鳥「でも気になるじゃん?あいつがどうやってあの梅田美桜を…」
広夢「それは俺も気になるけど」
蓮「長江って西星の長江修太?中学一緒なんだっけ飛鳥と山岡って」
飛鳥「そうですよ。あいつ本当に話そうとしてくれない」
駿芽「話そうとしてない人にしつこく聞きまくってるのただのウザイやつだよ飛鳥。長江が可哀想」
広夢「……言われたな。これ長江に報告だ」
飛鳥「すいません、内藤さん…」
駿芽の一言に、瞬殺されてしまった飛鳥でありました。そして広夢は今の案件をすぐに長江くんに報告。すぐに返事が帰ってきて、長江くんもこの話に爆笑したみたいだ。
蓮「ってまあ、さっきの話に戻るけど」
徹也「あ、自分から話戻しましたね」
蓮「今日だけだよ。大橋も話すなら」
岳人「俺も巻き込まれたー。まあいいですけど」
亘「開き直ってる」
岳人「別に俺は、いいんだけどもー。」
と、蓮はみんなに話すみたいだ。
蓮「芽衣って耳が弱いんだよね。人に触られるのあんまり好きじゃないみたいだけど、俺はそれを利用してる。」
駿芽「つまり言うと、そこからエッチな気分になって以下略*、的な感じですかね」
蓮「わかりやすく説明してくれてありがとう。てか実際お前ら俺にどんな印象持ってんの?」
飛鳥「ガツガツしてそうだなーと。」
広夢「絶対Sっ気止まらなさそう…」
蓮「ですよね。きっとその通りですよー」
と蓮の質問に答える人達。まあ実際当たってるみたいですよ。
蓮「でもひとつ言う。大橋ほどSではない。」
岳人「だからなんでいつもすぐ俺に話を振るんですか」
蓮「お前しかいねーんだもん。」
亘「岳人はさらっと怖いこと言うから真のドS」
岳人「まあ否定はしない」
徹也「すぐ彼女いじめたがる男」
岳人「だっていじめて喜んでる彼女見たら興奮しない?」
蓮「わかる」
岳人「ですよね!!先輩は1番の理解者!!」
広夢「Sっ気ある男はみんなそうなんでしょうね…」
駿芽「まあ岳人の言うこと分からなくもないけどさ」
飛鳥「確かにね。」
むしろMな男なんて実際少ないんじゃないか。少なくともこのメンバーはみんなSっ気の持ち主。
飛鳥「逆に、Mっ気ある男ってどんな思考なんだろうね」
亘「それの男女逆転バージョンとか?」
徹也「でもやっぱ男は彼女に尽くしてあげる側じゃん、自然とみんなSになるんじゃないかな」
蓮「徹也、ご名答」
徹也「ありがとうございます。」
広夢「その中で岳人と村瀬先輩は度が過ぎてるだけ……と」
岳人「勝手に納得すんな」
どうしてもセットにされる村瀬先輩と大橋くん。まあ、これからもそういじられるであろう。
蓮「ところでなんだけどさ。なんでみんな星の里高校を選んだか一人一人理由聞きたい」
飛鳥「じゃあまず最初は村瀬先輩から」
蓮「お前コノヤロ。言い出しっぺだからいいけどさー。」
と、ここで話は変わり、星の里高校を志望した理由について話す。
蓮「俺は、元から高校はテニスで私立進学する気でいて、西星も北陽も星の里も全部体験入学行ったけど、その時に星の里に行きたいと思った。雰囲気と環境かな、と」
亘「俺もそうですよー。西星は遠すぎて視野に入らなかったですけど、俺も北陽と迷って体験入学で星の里に決めました」
やはりみんな、体験入学で志望校を確定したらしい。今の星の里は、小学生の時から全国大会へ行くような人達も揃うようになってきた。
徹也「でも北陽が人少ない理由もわかる気がしました」
広夢「なんか……ちょっとな…って感じじゃない?」
岳人「星の里は意外と気楽に生きてけるって紺野先輩たち言ってましたしね。」
蓮「あー、藤原先輩と紺野さんと春木さん来た時聞いた話でしょ?」
岳人「その前から俺も星の里行けば良かったって紺野先輩ずっと言ってましたよ、中学に部活来てくれた時も」
緑陽大の1年生、藤原先輩が星の里OBで、紺野先輩と春木先輩が北陽学園のOB。入れ違いではあるが紺野先輩と同じ中学の岳人は、中学でも何回か部活に来てくれてた紺野先輩のことは尊敬している。
岳人「まあ、だから俺は星の里に決めましたね。北陽のほうが近所ですけど。」
飛鳥「岳人の家から北陽まで歩いて10分」
岳人「そう。しかもあの学校元男子校なのもあるけど全体的にガラ悪いし昔から好きじゃない」
岳人にとっては北陽学園高校は近所。だけど近所を通るその生徒を何年も見てきたが、あまり雰囲気が好きじゃなかったみたい。
徹也「俺は少年団でお世話になった大和田先輩の勧めです。」
蓮「あーなんか、大和田先輩言ってた。もしかしたら北春日から入るかもって」
徹也「俺たち全中決まった後に、藤川玲矢と一緒に誘われたんですよ。まあ玲矢は頭良いんで東陽行きましたけど。」
北春日市出身の徹也は、星の里高校の卒業生でありインターハイにも出場した3つ上の大和田先輩と少年団が同じで、先輩が中学生になってからも度々練習に来てもらってたりと仲が良い。
そして吉岡徹也は中学3年生で全中へと出場している。少年団から同じだった藤川玲矢とのペアで。その藤川くんは、北春日の進学校のひとつ、北春日東陽高校に進学し、今も1年生エースとして活躍中。
駿芽「俺は星の里以外ピンとこなかったのもありますし、姉ちゃんいたからその流れで」
亘「でも駿芽って公立行こうとは思わなかったのが不思議。成績良いから」
広夢「体育科の学年1位が」
駿芽「いや、緑陽東か北だったら一応合格圏内にはいたし電車1本で行けるけど」
岳人「まず県トップの合格圏内にいるっていう時点で怖い」
駿芽「まあ成績は勿体ないとは言われたけど、でも星の里でテニスしたかった」
駿芽くんは、体育科の学年1位なのである。ちなみにお姉ちゃんも学年トップだ。
飛鳥「普通科にはしなかったんだね。」
駿芽「姉ちゃんも体育科だったからさ。てかお前見てたら選抜進学大変そう」
飛鳥「まあでも部活生そこそこいるし俺はなんとかやれてる。徹也もいるし」
選抜進学コース。一般的に言えば特進コースみたいな感じだ。国公立大学などを目指す生徒が集まる。飛鳥と徹也がそのクラスだ。
蓮「つーか、駿芽の中学までの相方はどこいったの?緑陽支部で名前聞かないけど」
岳人「あー、確かにどこいったの?」
駿芽「高崎のことですか?あいつは北春日高専行きました。てか今回の大会いますよ」
徹也「まじ?俺の友達もけっこういる。聞いてみよー」
駿芽「そりゃ徹也は北春日の人だからね」
駿芽は小学・中学と数々の全国大会へ出場経験を持つ。その時のペアは、現在北春日支部で活躍しているみたい。
県内に高専は2つ。北春日と明峰にある。
広夢「ちなみに俺は、飛鳥に体験入学無理矢理連れてこられて、興味持って今に至ります」
飛鳥「つまりは俺のおかげ」
広夢「調子乗んな」
飛鳥「はー。」
広夢「本当はその前から長江が西星と迷ってたので、一緒に西星行くかみたいな話にはなったんですけどね。」
広夢は中3の時、飛鳥に体験入学に無理矢理連れてこられて、その時の体験入部をきっかけに興味を持ち、迷った結果星の里高校を受験したという。
広夢「長江には裏切り者って言われたけど」
徹也「長江も連れてこれば良かったのに」
飛鳥「あいつは千葉ともう一度組みたいやら何やら言ってたから多分それでしょ?1番は」
広夢「多分ね。最初はあんなに南陵目指して勉強バカみたいにしてたのに」
飛鳥「ちなみに俺は、中1の時に姉ちゃんの大会観に行った時に、星の里高校の団体戦の試合見て、その時から興味持ってました。」
蓮「何の大会?」
飛鳥「選抜予選ですね。現緑陽大2年生の廣田さんたちの世代だったと思います。」
飛鳥は、姉が東聖商業高校でソフトテニス部だったが、たまたま両親と一緒に選抜予選を観に行ってたのだ。その時に星の里高校の男子の試合を目にし、そこから興味を持ったみたい。
岳人「やっぱりみんなきっかけが深いですね。」
徹也「結構、県大会とかで地元の人と当たるの楽しみ」
飛鳥「それ分かる。」
徹也「でも俺、せっかく新人戦のシングルスで2回戦で玲矢と当たるドローだったのに、俺が初戦負けして当たれなかったの悔しいんだよなー。」
9月のシングルスの時に、徹也と元ペアの玲矢はお互い1回戦勝てば当たる組み合わせだったが、玲矢は2回戦進出したものの、徹也は赤平大三高のエース、川中駿介に負けてしまったのだ。
岳人「あー飛鳥、明日順調に勝ったら西星の福島花田ペアと当たるよ」
飛鳥「あ、ほんとだー。俺、福島さんとジュニア同じだよ」
蓮「え、そうなの?!」
飛鳥、そして広夢も南聖ソフトテニスジュニアクラブという少年団に入っていた。
広夢「どころか長島さんも一緒ですよ」
飛鳥「というか大体西星のレギュラーは南聖ジュニア多いです。長江千葉もだし」
蓮「はよ言え」
飛鳥「知ってるもんだと思ってました。」
亘「小学生の時そんな周り見てない」
岳人「俺そもそも小学生の時県大とか滅多に出てない。」
星の里高校は、小学生からの経験者…ジュニア経験者が多い。この7人は全員、ジュニアからテニスを続けている。
駿芽「というか亘、ここお前の地元じゃん」
亘「今更??」
徹也「じゃあ知り合いだらけなんだな」
亘「俺んちこのホテルから歩いて20分。バスだと本数多いからすぐ行けちゃう」
蓮「じゃあ亘は今から家に帰れ」
亘「すぐそういうこと言いますねー。もう道迷っても案内しませんよ」
蓮「それは禁句」
村瀬溝口ペアは、先日にも大会で明峰市へ来ている。亘の地元ということで推薦選手としての参加だったのだ。その時に蓮が道に迷って、亘に助けてもらったとか。
飛鳥「明日がんばらないとー。」
蓮「大橋小松は初戦どこ?」
岳人「釜川の水上田村です」
蓮「まじ?会場違うから見れないけど気になる。イケメンで背高くて中学から強くて最強だよあそこ」
飛鳥「頑張りますわ。2連続初戦敗退はさすがに阻止したいので」
蓮にとっては南市の同い年は知り合い多し。蓮も県大会で地元の人と当たるの結構楽しみらしい。
亘「俺もここ地元なので、知り合いわんさか…」
駿芽「というかここから亘の家って近いの?」
亘「近い。だってここも、俺の通ってた中学の校区内」
広夢「あ、結構街中なんだ」
亘「俺は駅より奥のほうだけどね。」
なんて話して、この日は楽しんだようだ。