学年別大会A


本日は学年別大会。県内各地から、強者選手が揃う。そして学年で区別されているのである。

千葉くんと長江くんは、2年生からは後輩とペアを組んでいるが、今回は久しぶりのペア復活となる。彼らは、第2シードだ。



哉斗「ん、今日安喜いないの?」
修太「先週の遠征で手首やらかしたらしいよ」
哉斗「あー、タイミング悪かっただけか。」
修太「つーかさ、星の里いるのは知ってたけど第1シード飛鳥ってのが気に食わない」
哉斗「でもこれ飛鳥たち何も無ければ決勝行くと思うよこの組み合わせ」
修太「涼輝か玲司お願いだからボコッてくれ」

とドローを見ながら話していると、後ろからその当の本人がやってきた。


飛鳥「俺的には健一たちに長江のことボコって欲しいんだけどなー」
修太「うわ出た」
飛鳥「俺もこの大会本気で嫌なんだけど…涼輝とも当たりそうだしこれ」
修太「俺はまだ山岡いないだけマシ」
飛鳥「県総体の個人戦…」
修太「うるせ口閉じろ。」
哉斗「山岡なんでいないんだっけ?」
飛鳥「南春日の招待大会。だから2年は柴田山岡、1年は岩本大谷がいない」

修太「あ、その招待大会って実業団の人も来てるやつでしょ?」
飛鳥「らしいよね。星の里から6枠貰えたから、残りはインハイのメンツ」
哉斗「まあうちの1年生ズは岩本大谷いないって安心してたけど」
飛鳥「さっきその1年生ズと話してきた。でもまだ堀部いるからどうなんだろうねー」
修太「今回色々なところで元ペア対決勃発しそうなドローじゃんこれ」
飛鳥「マジで俺嫌なんだけど、でも安喜今回棄権してる?けど涼輝と当たりそうなことには変わらんから」
修太「県総体の時同じ気持ちだったわ」



飛鳥は、お互い勝ち進めば、元ペアの国本涼輝と当たる組み合わせ。でも今回、涼輝のペアの古澤安喜は、怪我のため棄権。


響「あれ、久しぶりに見る顔が」
飛鳥「イケメン篠永じゃん、」
響「県大で見かけてもいつもタイミング悪そうだから話しかけられなかったんだよね俺」
飛鳥「たしかに本当に久しぶりかもね」

と、突然やってきたのは、白浜高校2年生の篠永響。彼ら全員、少年団が同じ。




響「え、まって、今ジュニアみんな集まれる??」
修太「どうだろ?道哉はそこで暇そうにしてるから呼びに行くわ」
飛鳥「涼輝どうだろ?」
修太「あー、でも南陵うろちょろしてるから大丈夫そう?」

ということで、長江くんが2人を呼びに行った。この6人が、本日試合に出る、ジュニアの高校2年生メンバーだ。


道哉「なんだこのメンツ」
響「気づいたらこうなってた」
涼輝「ってまあ、飛鳥加わっただけなのに特別感ある」
飛鳥「俺の存在感が特別ってこと?」
修太「調子乗んな」
飛鳥「長江はすぐそう言うー。」


ということで、響はスマホを持って、全員で写真撮影。



飛鳥「白浜って大会の時スマホOKなの?」
響「むやみにいじるのはダメだけど、試合撮ったりとか、ドロー確認したりとか、そういうのに使うのがOKなのさ。」
涼輝「南陵も同じ。」
哉斗「いいなー」
飛鳥「西星くらいじゃん、ダメなの」
道哉「過去の先輩がやらかしてね。」
飛鳥「そうなんだ…。まあ俺たちは特に決まりはないけどね」

哉斗「へえ、」
飛鳥「意外とゆるいよ星の里って。恋愛もフリーだし。」
道哉「確かにそうだね…」
飛鳥「ちなみに仲間の試合の撮影はできる限りできる人が行うんだよね。だから、それもある。」
修太「西星もそれくらいしたいわ」


西星も、大会の時は、最後のミーティング終わるまでスマホ禁止。星の里は、動画撮影などで活用することが多い。



飛鳥「てか安喜どうしたの?」
涼輝「先週末の西の森での大会で転んだ時に手から入ってそのまま手首やらかした」
飛鳥「1週間で完治は無理だなそれは」
涼輝「っていう時に限ってこれだよ、飛鳥と当たりそう」
飛鳥「その前に負ければいい話」
涼輝「いやお前ぶっ殺すぞ」
飛鳥「でもよりによって涼輝抜けれそうな山だよね」
涼輝「東江南ペアがどこまでの選手か知らんけど、あとは多分」

ちなみ安喜って、テニス中よく転ぶんですよね。必死に球を追いかけている時。インドアシーズンの部活の時も、膝の擦り方が半端じゃない時があった。



響「その安喜は今日来てないの?」
涼輝「来てるよ。ほらあそこ、梅ちゃんの横」
響「本当だ。てかあれでしょ?あの決勝のせいだよねきっと」
涼輝「見てた??」
響「でも結局優勝してたしな。」

先週末に、西の森で、夏季高校研修大会というものが行われた。春はこちらさくら市で行われた大会は、夏は毎年西の森。その大会で、春に3位入賞した国本古澤ペアは夏で優勝したのだ。


飛鳥「てか開会式何時から?」
修太「まだ受付終わってなくね?終わるの8時45分からその後」
飛鳥「でもそろそろ俺ら集合かけられそうだから行くわ。堀部も戻ってるし」
道哉「また暇な時話しかけてー、」
飛鳥「はいよー!」

修太「俺もそろそろ行かんと」
響「じゃあ一時解散。ということで」


ということで、これから大会。2年生の部は、どうなりますかね。