日常が非日常へと転じてからはや数十年……今日も今日とて兄弟姉妹が愛しくて仕方ない。そんなことを思いながら紅茶の注がれたティーカップを片手に微笑んだ。凄惨な殺戮現場にあってもなお、彼女は優雅に佇んでいる。…………隣に転がる生首からは、静かに目を背けながら。
彼女はいかにしてこの世界を生き抜くか
彼女が豆の木に至るまで
長男が語るかわいい弟妹達の話