〇切国君の金魚〇
「……!?」
「どうしたのだ、切国?」
「俺が持っていた金魚の袋を知らないか!?いつの間にか無くなっていたんだ!」
「はっはっはっ、金魚か。これはこれは尾びれがとても綺麗だな。よし、国広に見せてやろう」
ムネーチカさんが責任を持って拾って行きました。
〇切国君の告白〇
「――――――――三日月、俺は、お前の事が好きだ。」
「本当か切国!俺もお前のことが好きなのだ!愛しておる!結婚しよう!!ではこれから切国のご兄弟に挨拶に参ろうか。その後は俺の、三条の方へ往こう。そして主に報告だ!!」
「ま、待ってくれ!展開が急すぎる!!心の準備が出来ていない!!」
〇切国君と加州君の友情秘話〇
「そーいえばさー」
「なんだ?」
「覚えてる?俺達の初めての喧嘩」
「………懐かしいな」
「俺達さ、お互い重傷寸前の中傷でさ、どっちが先に手入れ部屋に入るかめちゃくちゃ争ったよね」
「加州の方がボロボロの癖に先に入れって言ってきて、お前が言うなと思った」
「はあ?あの時は俺より切国の方がボロボロだったかんね」
「ああ?」
「はぁ?」
「待て、落ち着け。あの時もそれで手も足もだした喧嘩になった挙げ句に重傷になって主にカンカンに怒られたんだ」
「あの時の主はめちゃくちゃ怖かったね………」
〇三条酒宴にて〇
「今日も酒は美味しいですね」
「今日のお酒はうちの氏子の奉納からだよ」
「おつまみもよういしましたよー」
「おお、流石は今剣!気が利くの!」
「…………………」
「(三日月の様子がおかしいね)」
「(どうしたんでしょうか?)」
「どうしたんです、みかづき。そんなうかないかおおして」
「………おお、今剣か。実はな………」
かくかくしかじか。
「なにやってるんですか」
「馬鹿としか言いようがないぞ!」
「はやく追いかけなさい!」
「そっちの方が一大事じゃないですか!」
「………其方達との約束が先にあったからな。約束は、守らねばならぬだろう」
「「「「きまじめか!!」」」」