NG集

〇会計殿の強制取り調べ〇

「……………」
「…………あのな、」
「私は言いましたよね。もし約束を守れないのであれば和睦の道はありません、と」
「不義は行っておらんぞ?」
「クレジットカードを、お渡しなさい」
「これは作ったばかりでな」
「お渡しなさい」
「はい」

クレジットカードを片手で粉砕



「次は貴方がこうなる番です」






〇ムネーチカ誕生秘話〇

「毎日通ってくる三日月宗近は、どこか雰囲気がちがうよな」
「わかります!普通の三日月宗近さまなら効果音『キリリッ!シピーン』って感じなんですけど、あの三日月宗近さまは『ゆるふわ〜』ってかんじですね」
「前田、お前の言うとおりだ。なんか区別するために名前をつけないか」
「いいですね!」

『チッカー』
『ハローむねちぃ』
『ムネーチー』
『チカえもん』
『ムネーチカ』
「「それだ!!」」




〇和菓子コンシェルジュムネーチカ爆誕〇

『今日は凄く立場が上の方がうちの本丸に来ることになっててね…』
「ふむふむ、なるほど。ではこちらの和菓子がよかろう。この和菓子は歓迎の意を込められているのでな。そのような席ではピッタリだ。あとな、俺はそのお菓子も好きだぞ?一つ試してみんか?」

『……………礼がしたい』
「ふむふむ、なるほど。では本丸の人数分この苺大福を買っていくといい。苺とあんこのコラボレーションは、皆に笑顔をもたらすぞ」

「今日うちん店ん売上が増えた。なして?」
「そういえば、ムネーチカさんが他のお客さんに和菓子オススメしてたよ」
「時給発生しゃしぇるけん、正式に雇おう。ビジネスチャンスや。和菓子コンシェルジュムネーチカん誕生や!!」

「はっはっはっ、うちの妻の職場だ。給料分の仕事はするぞ」




〇遠征帰りの歌仙兼定と鶴丸国永〇

「…………なあ歌仙。今すれ違ったのってうちの三日月に似てないか?」
「え?どこにいる方だい?」
「ほら、あれ」
「……うーん、確かに似ていると言われれば似ているね」
「じゃああれはうちの三日月か」
「いやいや、よく見てくれ。うち三日月さんならすぐに屋台街に直行するよ。ほらあの方は脇目も振らずに通っていった」
「………じゃあ違うか。すまんな歌仙、変なこと言って」

『おい歌仙兼定!鶴丸国永!三日月宗近を見なかったか?あいつ勝手に城下町に出掛けて行ったんだ!』
「やっぱりうちのだったか」
「鶴丸さんじゃないけど、これは驚きだね」




〇このままの姿を残したい〇

「鶴丸、歌仙や。この可愛らしきものをずっと残しておきたいのだ。なにか妙案はないものか?」
「これは君か?随分可愛くなったなあ」
「しかもこれは和菓子でできてるじゃないか。風流だね」
「賞味期限とやらは二日間で、残しておいたらカビが生えてしまうと言われたのだ………」
「だからどうしたらいいのか聞いてきたのか」
「なら、僕に良い考えがあるよ」

「なるほど、かめらとやらは便利だな。物を正確に写すのだな」
『人のスマホぶんどっといてその台詞かよ』



〇主に怒られた〇

『国広ちゃん、どういうこと?他の本丸の方に手を上げるって』
「…………あいつが、俺の事を綺麗ってからかったんだ」
『だからと言って殴っていいわけないでしょ!!』
「俺が写しだからか……」

『写し関係ない。国広ちゃん、リピート・アフター・ミー。「私達の手は和菓子を作る手です」』
「……………私達の手は和菓子を作る手です」
『「決して人を殴る手ではありません」』
「決して人を殴る手ではありません」
『「もしそこまでキレた場合は足をつかいます」』
「もしそこまでキレた場合は……………って、それでいいわけないだろ!」