俺の彼女いいだろ?俺のeat pussyとプリントされたTシャツにアイロンまでかけてくれるんだぜ?すげえだろ どんな気持ちでかけてんだろうな。調子にのってホントにeat pussyしようとすると手を叩かれるんだけども、まあそこら辺は俺も上手く立ち回ってるわけよ。
恋人らしいこともしてんぜ。勉強も教えてもらったりな。母親も社長令嬢だった人で父親は何かスゲエ研究者で兄貴も弁護士らしい。もう出生から違うわけよ。だから2ケツで坂道を下ったりしてやった時の彼女の感動の仕方ったらなかった。そんな事したことないほどのお嬢様なわけだから。まあそのチャリがクラスの奴からパクったやつだとバレた時はスゲー怒られたけど、やっぱりそれも嬉しく思うんだよな。恋ってのは人を変えるよな。

だから彼女が仲良さげに男と二人で歩いてる所を目撃した日にゃもう止めらんねえわな。しかも相手はインテリ系モヤシ野郎ときた。俺と真逆のタイプじゃねえか。こんな事態になりゃそのモヤシ野郎の顔面にパンチめり込ませて、俺の女に手ェ出してんじゃねえ!なんてドラマみたいな台詞も言っちゃうわけよ。俺はインテリとは真逆の人間だからな。

「君!何をする…!東大卒で現弁護士であるこの私に危害を加えようというのかね…ッ?!」

まさかのムスカ口調。情けなく地面にくたばった野郎は縁の無い眼鏡をクイッと光らせた。弁護士っつったな。ワリーけど俺、眼鏡かけてるヤツは信用しないようにしてんのよ。ムスカ要素で胡散臭さ倍増だしな。テメーみたいなモヤシ野郎が…って東大卒…弁護士?
額に冷や汗がジワリ。顎が地面に着きそうなくらい口をあんぐり開けて一連の流れを見ていたなまえは俺の嫌な予感を的中させる言葉を発した。

「倉持くん、この人私の兄だよ」

ああ…

「みたいだな…」
「でも倉持くん そんなに私のこと好きだったんだ…嬉しい」

おいおい嘘だろお前から抱きついてきてくれるなんて初めてだよなうん嬉しいぜ天まで昇るくらいな だから抱きしめ返してやりたいことは山々なんだけどよ俺はこの状況から一発逆転バルスできる方法を考えることが先だわ飛行石持って待っててくれ…


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