少し注意 酔いどれsex






煙たい部屋でキスをするのが好きなの。みんなは嫌うけど、私はこの匂いが好き。私を味わって。そしてあなたの味を私に移して。交換し合うの。
ここでは夜なんか明けないよ。天井に夜空が広がっている。全ての星が流れている。ああ グラグラするよ。気持ちいい。星を捕まえようとしたらその手を掴まれてベッドに縫い付けられた。頭を打ったけど引き換えに与えられた脳ミソが揺れる感覚は何物にも変えがたい快感だった。

「うっぷ…」
「絶対吐くなよな 頼むから」
「大丈夫っ…んん」
「なまえ…ああー」
「エレン…だめっ…」
「まだなんもしてねーよ」
「じゃあキスして」
「意味わっかんねー…」

頭痛を感じてるかのようにダルそうに呟きながら望み通りキスをくれた。そのまま唇同士を挟み合う。セクシーなギターの音があればもっといいな……体をギターを扱うみたいに撫でられながらそう思った。手が肌を行き交う。胸の先を弾かれたらもうこれから何も出来ないくらい弱い人間になる。体がビクつかせると彼と目が合った。翻弄されてるってこういうことを言うんだ。その据わった目は犯されている気分にさせてくれる。

あなたはまた口移しで流し込んでくる。水で薄めてもいないのに。息が出来ないよ。喉が焼けているみたい。目の奥が熱い。頭がグラつく。これ以上無いくらい苦しいけれど、最高の気分なの。

「つうかお前なまえか?」
「なまえだよ」
「アッハハ」
「んんっ!…プハッ!」

瓶を逆さに向けて顔にぶちまけられた。寝耳に水。一瞬マジで溺れた。液体が鼻に入ってとても痛い。彼がケラケラ笑って顔を舐めてくる。久々に再会した飼い犬みたいに。吸ったり舐めたり、ついでというように唇を吸い付かれ口の中に唾液を流し込まれた。

「ん、ふっ…エレン」
「やらけー」

私の体を味わう姿は素直な子供みたいでついつい頭を撫でてしまう。彼は私が変な母性を出したとしても気味を悪がることはない。母性にさして興味もなさそうに濡れたソコに指を埋める。常にマウントを取っているのは彼だから。私はこの胸板に全てを委ねて受け入れる。


早く火を点けて。一緒に燃え上がるの。その煙を吸い込みたい。灰を体に落としてよ。あなたが喜ぶような、それなりにいい反応をしてあげられるよ。
目が霞むけど、それがいいの。この世のモノじゃないように綺麗。ここは幻想世界なんじゃないかと錯覚させてくれる。ただ気持ちよくなっていると私の中の彼の指が引き抜かれた。

「ん…」
「そんな顔しなくてもすぐ入れてやるって」
「うんっ…」
「すぐ良くしてやる」
「どうして?」
「可愛いから」
「…」
「焦らして欲しかったか?ならそうしてやるけど」
「どうして?」
「可愛いから」
「やだ 早くちょうだい」
「ワガママだな」

彼のモノが中に入ってくる。えぐられるような感触がヤバい。エレンは私を突きながらベッドに散らばった服や空き瓶の中から手探りで見つけ出したソレを私の口に咥えさせてきた。そしてカチッと。

「吸ってみ」

あなたはまた火を点ける。指示通り吸い込む。火が燻り出す。彼がジッと見てる。私の奥を突き上げながら。思わず咳き込む。息が苦しい。とても気持ちいい。
エレンは私に咥えさせた火が点いたモノを奪って自分の口元に持っていった。ストローのように咥え、ストローでコーラを飲むように吸う。そしてフーッと息を吐く。霞む視界から見える彼の睫毛や口や胸板や腕がこの世のモノとは思えない。セクシーで、綺麗。
グチュグチュパンパン揺さぶられながら。熱い暑い。あなたが吐く煙を私が吸う。
煙を交換しあいましょう。
ただ気持ちいいことをしたいだけなの、私たちは。

「星がキレイだね」
「あー……何だそれ」
「星を見て」
「ねーけどな」
「じゃあ私の目を見てよ。星が写ってるから」
「綺麗だぜ、なまえ」

こうしてまた、犬が星を見る。


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