※めっちゃ下品
「ねえねえなまえちゃん!今日イク時顔にかけるんで、そのザー汁ぺろっと舐めながら『メリーホワイトクリスマス れいたん!』って言ってくんないッスか?てへぺろ的な感じで!絶対可愛いと思う!」
澄んだ目でとんでもなく下劣な要求をしてくる零太にドン引きをクリスマスプレゼント。聖なる夜というのに彼はいつもの調子でバカバカしく下品なリクエストをしてきた。毎度惨敗してるのに諦めず期待を込めた目で見てくるのでお馴染みの言葉を返す。
「い や だ !」
「なんでっ?!」
「きもいから」
「理由がシンプル!上手い具合に精液かける努力するからお願い!この通り!」
「土下座されても無理です」
「オナニーで練習したんスけど?!」
土下座の状態からガバッと顔を上げて、信仰の熱い信者のように拝んでくる。なんだか弟子が出来た気分になったが、あくまでアンタには恋人として一緒に居てほしい。せめてクリスマスの今日はね。
「そもそも私、顔射自体好きじゃないんだもん」
「え、まじ?」
ぷいっと顔を背け率直な意見を言えば、鳩が豆鉄砲を食らったようなリアクションをされた。そのリアクションにこっちが鳩豆だわ。
「だって精液が目に入ったら痛いし…」
「うはあ〜なまえちゃ〜ん もっかい精液って言ってみようか!ゆっくりと!」
「もう!なんで今日はそんなにしつこいの?」
「だってクリスマスっすよ?!ちょっとくらい彼氏の言うこと聞いてくれてもいいのに!」
「クリスマスもクソも無いです!」
「あれ、クリスマス クリスマス…クリトリ、」
「わー!しょうもない下ネタやめてよ!この話は終わり!」
「デヘヘヘ…」
クリスマスの言葉遊びでトリップし始めたので強制終了を叩きつけ、コタツに吸い込みミカンの白い部分を取ることに身を投じる。ちなみにコレは零太の分。剥いてあげると「アーンしてほしいな〜」と甘えてくる所がめちゃくちゃ好き。二秒後には「ついでにチンコもアーンして〜」と本気なのかどうか分からないことを言ってくるのだけど、まあそれは許容範囲だからオッケー。それ見たさにミカンの皮を剥きまくる。ビタミンCを摂りまくっているからか知らないが最近零太の肌が調子の良い時のIKKOさんバリにキレイでウケる。
そんな事を考えていると、いつの間にか正気に戻っていた零太がわたしの腕を掴んできた。いつものように、アーンしてほしい なんて言われるかと待っていたらそのまま引っ張られて腕の中に閉じ込められた。あれ…いつもと違う展開。どんだけ〜
「零太?」
「キスしていーい?」
「うん…ミカンは?」
「後でもらうから」
「乾いてカピカピになっちゃうよ」
「んー」
中途半端な言葉を交わしながら零太の背中に腕を回す。すると顔に手を添えられ持ち上げられたので、そのままキスをすることになった。これは知っている展開。
コタツから暖房に切り替え、キスする場所も変わった。ベッドの上で足を絡ませ無我夢中でチュッチュと貪りあっている。エッチは好きだから彼に組み敷かれることにしたのだ。零太は吐息を漏らし感慨深そうにわたしを見下ろしてくる。
「なんかクリスマスになまえちゃんとえろいこと出来るってことに感動するっスね」
「うん…」
「嫌?」
「嫌じゃないよ」
「じゃあもっとベロ出して」
「ん…っ」
いつだってこの調子で流されるわたしだけど、固くなったアソコを太ももや腰にスリスリ擦り付けられたら誰だってスイッチ入っちゃうと思うんだよね。
お互いの熱が絡み合い暖房は必要ないくらいだ。零太はハアハアと荒い呼吸でしつこいくらいにクチュクチュと口内を犯してくる。舌がヘビのように動きゆっくり歯の列をなぞられ、上顎の部分をレロレロと突っつかれる。わたしの顔の横に手をついて覆い被さってこられてるもんだから逃げ場がなくて最高の気分。もっと閉じ込めてほしい。キスだけで体がビクビクと震える。水っぽい音や火照った表情。もう、だめだ。追い討ちをかけるように、彼は囁くように言葉攻めをしてくる。
「腰ゆらゆらしちゃってどうしたの」
「あっ、んう…」
「チュー気持ちい?」
「んん…っ、気持ちいよ」
「まだチューしかしてないのになまえちゃんはほんとに気が早いっスね」
「んっ、ダメかなあ…」
「ダメだろ」
「えぇっ…?!」
「腰動かすの我慢してみて」
「やだ むり…っ」
「ダメ。我慢して、ほら」
「やぁっ動いちゃう」
「ほら 頑張ってよ、なあ なまえ」
ほら、と言いながらアソコをずんずん擦り付けてくる。前戯なんてすっ飛ばして今すぐぶっ込んでくれないかな。私の体は自然と正常位のポーズになる。零太は腰を動かしながらンン…と唸って眉を潜めた。
「ズリーっスよ、」
「ん、なにが…っ?」
「オレの求めすぎっしょ、えろマンコ」
腰を銃で撃たれたような感覚になった。そのまま持っていかれそうな感じ。何度も言うけどほんとにその声で言葉攻めされるとヤバいの。
零太は私をズルいと文句を言うけど、それはお互い様なんだから心を広くして欲しい。切羽詰まったような態度に少々機嫌を取りながら彼の髪を撫でた。
「ズルいかな…?」
「うん。必死で答えてんの可愛いし、見てたら興奮するし、ヤベー。ほんとズルいわ」
「ねぇ、零太ぁ」
「ん?またチュー?」
「え?…んんっ!」
また唇にかぶりつかれた。違う、いや、違うくはないんだけど…そろそろキスの先をしたい。不服に思っているのが伝わったのか零太が諭すように目を合わせてきた。
「オレだってもっとシたいって思ってんだから我慢しなよ」
まるで私の心中を察しながらあえて放ったようなセリフだった。
「ん、ふぅ…あっ」
そして、また、キスをしてくる。
キスをされながら彼のアソコが服越しにわたしのアソコへと辿り着いた。ああ、もう、また。擦り付けてきた。擦り付けてきたっていうか、ズンズン突いてくる感じ。
なんかまるで、セックスごっこしてるみたい。
たまにクリに当たる。絶対わざとだろうけど。しつこいくらいに正常位のポーズから抜け出せない。早く次に行って欲しいのに、どうしても気持ちいから今だけはこの人に身を委ねることにしようって思っちゃう。もどかしくて自分でおっぱいを揉み上げた。欲しい刺激には程遠いけど、贅沢は言ってられないもん。
「自分でイジってんの?」
「うん…」
「オレが触ってくんないからって?」
「……うん」
「えろすぎだろ ヤバいんですけど」
「そんなこと、言ってないでさぁ…っ」
「もしかして乳首ビンビンにさせてるんじゃない?」
その言葉に我慢出来ず、私は自分でシャツをブラごと捲りあげた。煽って私を苛める為の言葉だったんだろうけど、私は彼に見て欲しいって思っちゃったんだもん。零太はヘラア〜っとだらしなく口を緩めてガン見してくる。
「うーわ、えっろ」
「だって…っ」
「もっとよく見せて」
じっとりと眺めつつ、わたしのお腹を撫でては太ももや腰に手を這わせていく。一向に辿り着かない中心部。一向に脱がせてくれないパンツ。一向に止めてくれない腰の動き。もうなに なんなのこれ。与えられる刺激がちぐはぐでワケ分かんなくて快感が遠くなる。痺れを切らし、自分のパンツの中に手を入れようとした時だった。
「何してんの、それはオレの仕事」
そんな言葉とともに手をパシッと捕まれた。悪戯がバレたように固まってしまう。
「っんとに、ちょっと油断するとすぐ悪いことするんだからぁ」
「もっ…だって」
「だってもクソもありません!こうなったらとことん付き合ってもらうっスわ」
何だか地雷を踏んだような気がした。
・・・
「顔か中、どっちに出されたい?」
正常位のポーズからは抜け出せていないけど、さっきと違うことは私達の間に服は無いってこと。散々焦らされた挙げ句今に至る。とても苦しいというのにも関わらず、いよいよ入れようって時に零太がどちらかを選べと突き付けてきた。
顔射か中出し。それ以外は無いらしい。つまり顔射しかない、と提案されている。こんな下品な選択をするのは人生初めてかも。
「…な、中で」
「…そんなに顔に出されんのがイヤか」
どうしても顔に出されたく無いっていう理性はかろうじて残ってるし、零太自身も中に出す気はないと思う。だからあえてそう答えた。だって絶対に中出しなんてしないもん、この人。
けど考えが甘かったと思う。
彼のアソコが中にグッと入ってくればいきなりガンガン突いてこられた。さっきまで焦らされていたこととのギャップで混乱する。
「ねえ オレほんとに出しちゃうよ?」
「いやぁっ、なに…っ」
「いいんスか?」
「やっやだぁ」
意地悪な言葉と共にズンズンと奥を突かれる。ジッと私を見据え、まるで何も感じてないみたいに。いつもは、好きとか可愛いとかなまえの中気持ちいよとか言ってチューしてくれるのに今日はそんな気配が無い。無理にでも私から顔にかけてとかなんとか言わせようとしてる。魂胆なんて見え見えなのに。
「できちゃうよ?いいのかなあ」
「ま 待って、ばかっ…!」
「オレはいいけど、なまえは?」
零太は私の片足を肩に担いで更に奥へと押し進めてきた。子宮への圧迫感にトんじゃいそうになる。でも厳しいことを言われてるし、もう訳が分からなくって泣いちゃう。ていうか私なんでこんなに詰められてんの? 必死で首を横に振る。それしか出来ない。だってやっぱり気持ちい。そんなに攻められたら、そんなに気持ちよくされたら、本当に中出ししてほしくなる。
「やだあ…!おねがい零太っ」
「んっ、締めんなよっ…そんなに中出しされたいの?」
「うんっされたい…っ」
「ん…、はっ…?」
「中出し、されたいっ…」
「ちょ なまえ、」
「だって、だってっ…やぁっ」
「えろいってマジで」
「子供ほしくなっちゃったぁ」
「こらっ…」
わたしは何を言い始めてちゃってんだろう。動きを止めてくれればこんなことになってないはずなのに、奥を突かれると変に謝りたくなるし、何でも許せる気がしてくる。世の中こうやって子供が出来ていくのかと思ったら複雑な気持ちになる。婚前ベイビーがこの世から生まれなくなる日なんて絶対こない。
零太はしんどそうに「あー」と息をもらし髪をかき上げる。距離が寂しくて彼の首に両腕を回した。
「ごめんっ…ごめん、なさいっああっ」
「なまえ」
「もう れいたの、好きに、してっ…!」
「えろいって お前っ…」
「汚して」
「アホか」
理性が飛んでるのはわたしの方だった。
零太の口調が冷たいのは軽蔑してるからじゃなくて興奮してるからこそなのも知ってる。こういう時にクールになれる人だからわたしは安心して甘えられるんだ。眉間にシワを寄せてなんとか快感に耐えてる零太を見て、ガシガシに揺さぶられながらも私ばっかりおかしくなっちゃって申し訳ないと思う。
「ちゃんと目閉じてて」
「うん、んっ…」
ギュッと目を閉じた瞬間、生々しい熱いモノがビュッビュと顔に飛んできた。やばい顔射された。ハアハアと肩で息をしながら温かい雨に打たれる感触を味わう。この駆け引き、どちらが勝ったのかすら分からないくらいわたしはバカになっている。けど、目を閉じていても零太が間近でわたしを眺めていることがなんとなく分かる。
「やべ…可愛いっ」
「んっ…」
「まじ可愛いななまえ」
やっと甘い言葉を言ってくれた。
「れいたぁ…」
「んー?好きだよ」
「私もっ…れいた大好き」
「だああもう!チューしたいけど精液が邪魔で出来ないっ…!」
「じゃあこれキレイに舐め取ったらしてくれるっ…?」
「っ…まじオレをどうしたいのなまえ」
・・・
「はっ!そういえばメリーホワイトクリスマスって言ってもらってない…!なまえの可愛さにヤられて忘れてた…ハア〜最悪…」
萎えた下半身を堂々と晒しつつその下半身のように項垂れる零太を無視して、そそくさと後処理して服を着た。そして何気なく外を見る。
「え、うそ…」
やっぱり零太って霊感以上のモノがあるのかな?こんなことってあるんだ!まるで予知していたかのような事態に鳥肌が立つ。
「ちょっと零太!」
「んー」
「外見てみてよ!」
「なんスかもう〜服くらい着させてよ…って、あれ…雪?」
窓を覗けばシンシンと降り注ぐ雪が地面を白に変えている。
「ね?雪だよね?雪降ってるよ…!」
「うん」
「ほら見てよ零太!」
「あーはいはい雪ね雪」
「すごいすごい!やばいね!」
「どうりで超寒いわけね」
「ねえ〜もう!そんな分かりやすい賢者タイム止めて早く服着てよ!外行きたいの!」
「ええーこれから?だるう〜」
身を縮ませてベッドに吸い込もうとするノリの悪い零太に服を着させて外に引っ張り出した。ツンとした寒さで吐く息が白い。
「メリーホワイトクリスマス 零太!」
まさか本当にこのセリフを言うなんてね。
あーうん…と歯切れの悪い返事が心を温める。零太が珍しく照れている。こんなスペシャルなことが起こるもんなんだ。クリスマスってすごい。
風邪引いちゃうっスよ、と理由づけした腕に閉じ込められながら空を見上げると、サンタがトナカイのソリで駆け抜けた気がした。
181224
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