ちゅうい:プロヒーローデクさんと大人の関係 r18? 長い ヒロインの感性すこしズレ気味 避妊描写ありませんがその行為を助長しているわけではございません 現実世界ではゴム装備でセックスをエンジョイしてくださいねo(^o^)o





クリスマスイヴ。ヴィランが現れたと今日も街はてんやわんや。ヴィランも寂しかったんだろうか。もしかしたら世間の恋人達の事情に嫉妬して暴れたくなったのかもしれない。そうなると気持ちは少し分かる。
しかしまあ、それは現実逃避に近い。3ヶ月前から予約してたディナーがキャンセルになったという現実を直視できないから。息を切らし気まずそうな彼と目が合うと、その事実がタライとなって頭に落ちてくる感覚がした。待ち合わせ場所の噴水広場前、目の前にはボロ雑巾のように汚れた出久くんが背中を丸め立っている。

「もう遅い」
「遅くない」
「…遅い」
「遅くない遅くない」
「笑うな」
「可愛いな〜もう」
「うるさいよ…」
「本当に可愛いよ。知らない人に声かけられなかった?」
「からかわないで」
「本気だよ〜」

わたしがマジに怒っていないと判断したのか出久くんは胸を撫で下ろしたようにアハハ〜と笑う。

彼女とのデート直前に敵と戦って倒してくる彼氏なんて超クール。贅沢を言えば遅刻せずにディナーに間に合っていれば完璧なストーリーだったんだけどね。そうは言ってられない。こんな日もあるわな。って、いつもやないか〜い!

やるせなくて頭の中でそう自嘲していると、出久くんはこちらの顔色を伺いながら「これお土産ね」と手に提げた紙袋を渡してきた。

「天むすだってさ」
「これがウチらのクリスマスイヴのディナーになるのか…ヤッタ〜」
「結構有名な高級おむすび屋さんのやつらしいから!許して?ね?ね?」

チンゲニウムだかインモウニウムだか…とにかく、たまたま居合わせた俊足のヒーロー仲間がたまたま天むすを持っていて差し入れてもらったらしい。

「そんな奴からの貢ぎ物だなんて、きっとチン毛が混入されているに違いない」

そう毒づくと、「めっ」なんて子供を叱りつけるテンションでデコピンを食らった。

所詮こんな感じ。クリスマスだからってスペシャルな事は無い。グダグダなのは予定調和だ。
車を近くに停めてきたらしいので二人で向かえば不運にも駐禁を切られていた。やられた!と項垂れる出久くんにダッサ!と悪態をつくも、機嫌を取るように助手席のドアを開けてくれたので素直に乗り込む。何時間も待っていたからとても嬉しい。まるで週末の夜の電車でのイス取りゲームに勝ったような感覚だ。エンジンをかけてそろそろと走り出せば隣からフウ〜と息を吐く音が聞こえた。

「今日もお疲れさま」
「ううん。なまえこそ疲れたでしょ?ずっと待ってくれてたんだし…」
「ううん。出久くんこそ疲れたでしょ?」
「いやいやなまえが」
「いーや超絶大人気No.1ヒーローデク様こそ」
「あーもーごめんって!お願い怒らないで…」
「いやいや、怒ってないよ全く1ミリ足りとも」
「…」
「…」
「…なまえ、愛してるよ」


ピリつく空気の中で出久くんが囁いた愛してるがやけに響いた。そしてその言葉を皮切りにお互いが無言になった。チラチラとこちらを気にする出久くんに気付かないフリをしてボーッと窓の外を眺める。街の明かりがとてもキレイ。つかの間、視界が出久くんで蔓延する。キスをされている。赤信号で停車すると同時だった。出久くんは寂しさを埋めてくるように唇を啄んできた。そのままの勢いでチュッチュし合う。「青だよ」わたしがそう指摘するまで。赤になる度に。とことん、わたしへのご機嫌とりに忙しいようだった。
ふいに運転中の出久くんを見る。左腕をよく目を凝らせばボロボロになった服の隙間から切り傷が覗いていた。新しい傷だ。手当てをしているようだが大雑把なものだったので「病院行こうよ」と提案したら「それならラブホ行こっか」と頭を撫でられた。それならラブホって何だよと返そうとしたけど、ふと時計を見たらちょうどイヴから25日に変わろうとしていたからそっちに気を取られて言いそびれちゃった。

・・・


ゲートをくぐれば別世界。
ベッドの上、ピクニックのように天むすを広げ、自分ちのごとく寛ぐカップル。どういうわけか普段飲まないシャンパンまで飲んでいる。空きっ腹にアルコールは避けたいところだけど…無礼講でしょ今日くらいは。
ホッと一息つけば、出久くんはわたしの顔やら体をペタペタ触りまくる。そしてどこか遠くを眺めながらため息交じりに口を開く。

「ほんとはラグジュアリーホテルを予定してたんだ。夜景とか見ながら一泊して…とかさ。なまえに贅沢させてあげたかったなあ…」

語尾を引きずるような口調だった。

「そうだったんだね、ありがとう出久くん」
「でも予約取れなくてディナーだけになったんだけどね」
「色々考えてくれてたんだね」
「まあ。予定空けといてって僕から誘っておいてノープランはさすがにヤバいでしょ泣くでしょ」
「泣かないよ」
「結局グダっちゃったし。泣かない?」
「泣かないってば」
「ほんと?泣いちゃわないかビビりまくりだよ僕…」
「そんなネガらないでよ〜飲もう!」
「やけ酒しないでね」
「しないよ!」

そう否定しつつシャンパンをチビチビ飲む。心配性な彼氏を相手するのも少し面倒になってきたので天むすを一つ掴み逃げるようにベッドから距離を置くことにした。壁に掛かったコンセプトがよく分からない絵画を眺めながら立ち食いしていると、ペットを呼ぶように名前を呼ばれた。わざわざ振り向くまでもなく視線は謎の絵そのままに返事を返す。

「んー なにー?」
「ラブホでごめんね」
「それは別に気にしないけど…チェックインした後で謝るんか〜い」
「だって逃げられたくなかったから。ここまで来れば帰る気ないでしょ?」
「それオッサンの手口だよ」
「絶対帰らないで。お金あげるから!」
「ますますオッサンじゃん」
「やば。僕キてる?」
「かなり」
「でも愛してるから許して」

出久くんは事あるごとに愛してるを乱用する。軽んじてる気がするけどそれでも言われたら嬉しいものだ。


「早くこっちおいで〜」

ベッドに腰かけ、手招きをする彼。その様はやっぱりペットを扱うみたい。

「なまえ〜僕寂しいよ〜」
「知らないよ〜…て、ウワ!」
「捕まえた〜。はい、アーンするから食べさせて」
「いいよ。手掴みでいい?」
「うん」

そしてわたし達は寄り添いながら天むすをちまちまアーンし合うのだ。
しかしこの行為は我に返ってみると、IQがみるみる下がっていっているような気分になる。それが気に食わないわたしは満腹を理由にごちそうさまをする。

「じゃあチンチン食べてて」

天むすの代わりが何故チンコになるのか些か疑問なんだけど、出久くんの顔を見ればその疑問は愚問かのように思えるほどにまともな面持ちだったので、釈然としないまま言う事を聞くことにした。
ベッドに腰を掛ける彼の足元の地べたに座りフェラをしている。傍から見れば、天むすを頬張る出久くんのチンコを頬張る、異様な光景だった。
気だるげに無心で天むすを頬張る出久くん。たまに「ん〜」と息を漏らすのでちゃんとわたしへの意識もあるのだろうか。食事の邪魔にならない程度に加減してチンコを咥えながら彼へと見上げると、ボーッとしつつもどこか一点を見つめているようだった。不思議に思い彼の視線の先を追うとわたしがさっき見ていた謎の絵画だった。

「やっぱりその絵気になるよね。どういう意味なんだろう…」
「……」
「んっ…!」

静まる室内の中、絵画への関心を呟けば無言で後頭部を手で押され、元の位置に戻された。刀がサヤに納まるようにチンコが口の中にグッと入ってくる。いいから黙って舐めてろよ、と言うような素振り。つまり釘を刺されたのだ。フェラなんて全く気にも留めていないような態度なのに、理不尽だと思う。釈然としないままフェラを続けることになった時、舌の上に何かが絡んだ。ふぇっふぇっ。あ、この舌触りは…

「ヤバい…チン毛が…」
「ん?口に入っちゃった?」
「ん…」
「取ったげるから、ベーしてごらん」

顎を持ち上げられたので、素直に舌を差す。猫になった気分。

「チンゲニウムのチン毛かなあ」
「インゲニウムね。間違っても本人を前にして呼んじゃダメだからね。あと僕のチン毛だから安心して」
「安心できるチン毛なんてないよ」
「あるよ」
「ちょっ、どうしよう…!?」
「どしたのなまえ」
「チンゲニウムから貰った天むすを食べたからだ…!」
「まさか…!」
「チンゲニウムの呪いだよ!」
「ギャー」
「キャ〜」
「ヤバい!逃げろ〜」

ノリの良い出久くんは、シーツをマントのように羽織ったと思えばマタタビのように広げて、わたしを守るように覆い被さってきた。もぞもぞ、ごそごそ。さっきまで重要なイベントだったフェラをあっさりと終了させ、シーツの中に二人して隠れてしょうもないチン毛コントに本気になったのだった。


 ・・・



そのうち二人でシャワーを浴びた後、全裸のままベッドに沈んだ。えろい雰囲気は突如として訪れた。
左肘をついて横たわる出久くんの隣に寄り添うと、すぐに股を開かされた。親指で皮を剥きクリを中指の腹で触れられ、そのままそこを優しくスライドされる。その指先が優しいったらなくて、徐々に気持ちが昂ってくる。彼は目を細め見つめてくる。

「かわいい。気持ちいいんだね」
「うん…っ、あっ」
「めっちゃ癒される。かわいいよ」

こんな感じで可愛いと連呼し、たくさんキスをくれた。クリイキはさせてくれなかったけど十分愛してもらったと思う。黙ってそれに委ねたけれど、今日一日の出久くんの流れからしてさすがにお疲れの様子だと察したので、今度はわたしが奉仕しようと意気込み彼の上へ跨った。

「こらこら、何してんの」

わたしの行動が理解できないほど経験がないわけじゃないのに、出久くんは怪訝な表情で見上げてくる。

「今日はわたしが上ね」
「あー…」
「気持ちよくしてあげるから」
「ううん、いい。騎乗位だと僕そのまま寝ちゃいそうだから」
「いいよ 寝ちゃっても」
「うーん…」

少し葛藤があるのか眉を潜め唸りだした。

「いい子にしててね、出久くん」

優しく愛してくれるから。わたしもあなたに返したいの。

「……いや、いい」
「ちょっ…」
「いいって言ってるだろ」

フワフワの緑色の髪を撫でて諭していたら、虚しくもその手をパシッと払いのけられ、低く強めの口調で押し倒されてしまった。いくら彼が疲れてるとはいえマッチョの体に勝てるはずもない。すぐさま組み敷かれて形勢は逆転した。彼の苛立ったような態度にわたしも身の振り方を考えそのまま股を開く。

中に入ってきた。出久くんはさもお風呂に浸かったかのように ンア〜と息をついた。直後に「なんかチンコだけ湯船に浸かってるみたい…」と呟いた彼を見てこの人かなり情緒不安定だなと思い軽く嫌味の一つでも言ってやろうと思ったけど、久々のエッチだったのでいかんせんわたしも受け入れることに精一杯でとてもじゃないけどそんな余裕がなくなる。

「やっぱりなまえの中はヤバいな…」
「わたしも、出久くんの…ヤバい…っ」
「あはは、入れたら疲れが一気に吹っ飛んだよ」
「んっ…ほんと?」
「ほんと。動くよ」
「うん…っ」

まるでわたしの中が型どられているようだ。出久くんのアソコの形がダイレクトに伝わる。この瞬間、いつも頭がふわつく。チンコで膣を愛撫されているような柔らかな腰つきが気持ちいい。

「出久、くんっ…」
「あ〜ヤバい…ん、」
「疲れてたから、余計に、んんっ…そう思うのかもね」
「ね。今日は特にヤバい…おー気持ちい、」
「あはは オッサンみたい…っ」
「ラブホに来た時点で即ブッ刺しとけばよかった…っ」
「え…?」
「ごめん…でもそんくらい気持ちい、あ〜…っ」
「よかったっ…ん、嬉しいよ…」
「てかヤバい、これ…もたないかも」
「ほんと…?」
「ん〜 出していい?」
「出ちゃう?」
「うん、ごめん」

亀の歩行レベルの腰つきにもかかわらず我慢できなくなったらしい。お腹の上に出した。生暖かいモノが飛んでくるなあと呑気に思っていたら、また暖を取るようにチンコを埋めてきた。

「足りない。まだヤらして」
「え…?」

よく分からない展開に着いていけない。後始末もせずラウンドツーなんて普段しないから。すごくダメなことをしている気分になりあたふたしていると宥めるようにキスをされた。

「一回出したらより元気になったよ。なまえ不足だったのかもね」

頬を撫でられ愛おしげに見つめられる。穏やかな物言いとは反比例しているチンコの暴走。一度射精して感度への耐性が出来たのか、ぱちゅぱちゅと腰を打ち付けられる。その振動でお腹の上の精液が肌を滑りシーツに垂れていく。出久くんは、んっ…と息を漏らしつつ奥を突く。ああ、だめ。この動き方も、全部。こうなると、ただ気持ち良くなることしか考えられなくなる。

「うっ、出久く、んっ!やだぁっ」
「なまえ、僕の首に腕回して」
「あっああ、んっ」
「回せって」
「奥、気持ち、いっ…んん!」
「聞けよ」
「あっ、ごめ…っ」

ちゃんと頭に彼の言葉は入ってきているけど、感じることに一生懸命でなかなか実行できなかった。きつめに命令されたので謝罪もそこそこに急いで腕を彼の肩に回すと、距離が一層縮まり暑苦しくなった。わたしの体を抱え込み出久くんはまた勢いを増していく。

「いい子。そのまま抱きついてて」

刺し殺されそうな勢いで抱かれ、絞め殺しそうな勢いで抱きつく。
少し腕の力を緩めると「離れるな、壊すよ」と耳元から脅し文句が聞こえてゾクゾクと胸が震えた。お返事に腕と同じように両足を彼の腰に回した。ギュッとしがみつく。その力を弱めてしまえば、ズコバコと荒く激しい動きをしているというのに見逃されはせず、いちいち注意された。呪文のように「僕から離れるなよ」って。


体はお互いに汗やら精液やらでベチョベチョで、それプラス鼻にこびりつく不愉快な臭い。自分ちのベッドの上かと想像すればゾッとする光景だ。
結局派手にイかされまくって、下で喘いでいただけなのにヘトヘトだ。それでも、2回目の射精をして力尽きたように乗っかってきた出久くんを精一杯の力で抱き止める。乱れる呼吸の中、彼は弱々しくこんな言葉を溢す。

「クリスマスでさえ、こんなんでさ…ごめんな」

“忙しいから仕方がないよ”なんて一瞬思った。けど絶対言わない。だって愛が足りないと言っているようなもんだから。そりゃもっと会いたいとは思うけど、愛情不足だとは思ってない。だから、忙しいのに会いに来てくれる彼にそんな生意気なことは言わない。十分愛情は伝わっている。あなたの愛し方がわたしは好きだから。虜なのよ。


「ていうかなまえにプレゼント…」
「え?プレゼント?」
「あ、車ん中だった…あーもー」
「なに?」
「普段がヤバいから、せめて財力で補おうって思って」
「うん」
「ネックレス。めっちゃ高いの買ったんだ」
「ええ?!いいの?」
「いいのいいの。引くほどお金あるから」
「なんてセリフだ〜」
「早く渡したい。絶対似合うよ」
「…嬉しい、ありがと」
「毎日付けてて」
「首輪代わりだね」
「お…自分でそんなこと言えるようになったのかなまえ〜いい子いい子」
「えへへ〜」

堪らない気持ちになって、必死に睡魔をはねのけながら愛を伝える。すかさず似たような言葉が返ってくる。ゾンビ状態の出久くんが寝落ちするまで、大好きやら愛してるやらをうわ言のように言い合った。


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