はじめに
 当シリーズは、色んなボーダー隊員の幼なじみが三門市で息をしているお話です。『幼なじみ』と『恋愛未満のクソデカ感情』好きを拗らせた結果のたいへん自己満足シリーズです。
 それぞれのお話は独立しているので、こっちのお話にあっちの夢主が、とかそういう関わり方はしません。書きたい話だけ書きます。また好きな話書いてんなと生暖かい感じで見守ってやってください。


注意事項
 お話を読むうえで以下の点についてご理解・ご了承の程よろしくお願い申し上げます。

■本編中、予告なく流血・残酷表現がございます。
■話の隙間を埋める程度にオリキャラが登場します。
■第一次大規模侵攻について、『災害』としての扱いや表現が強いと思います。
■原作に描写されていない部分の捏造や解釈違いがあるかと思います。

 広いお心でゆるゆると楽しんで頂けますと幸いです。
 以下はわりと詳細めな設定です。自衛したい方、興味のあるお方はどうぞ。


人物紹介

■影浦くんの幼なじみ
 影浦家のご近所に住んでいたフツー系ほんわか女子。かげうらのお好み焼きが好きで高校生になったらかげうらでバイトしようと目論んでいた。
 最初の大規模侵攻時、家族で東三門に出かけていて被災。両親は近界民に捕食され、弟は降ってきた瓦礫に挟まれた。本人は一命を取り留めるも歩行に障害が残る。
 現在は影浦家にお世話になっており、次男まさとに運んでもらう日々。ボーダーに入隊後、色々あって弧月メインの攻撃手となる。女の子が旋空弧月やってるの格好いいと思うので。初期影浦隊に所属していたがなんやかんやあって離隊、部隊ランク戦には助っ人としてシーズン限定で参加したりしなかったりするソロ万能手。


■諏訪さんの幼なじみ
 わりと美人な諏訪さんの腐れ縁女子。幼稚園以前の母親交流からなのでかれこれ十七年来になる読書好き一般人。
 最初の大規模侵攻時、東三門の学校に勤めていた父親が近界民に殺されている。母とふたり三門市を撤退し、関西の祖母の家に身を寄せたが、大学進学に際して三門に戻ってきた。
 再会した諏訪となんやかんやでつるんでいるうちにボーダーの知り合いが増えた。21歳組とは連絡先も交換している。キャンパス内でボーダー女子から話しかけられることも増えてちょっと嬉しい。そのうち加古ちゃんと女子会をするようになる。


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