我、独り清めり─郭嘉物語


かなり評価の分かれている作品です。
サイトに読書感想文を置こうと思ったのも、この本の誤解を解きたかったのがきっかけです。
この本の郭嘉は、多くの人がイメージされるような酒好き、女好き、博打好きの郭嘉ではなく、清くて優しい郭嘉です。
ですが、郭嘉が素行不良であるという史実を無視しているわけではなく、なぜ郭嘉が素行不良と言われたのかも読めばわかります。
陳羣がちょっぴり悪役で、孔融は完全なる悪役(笑)
そこは読んでいて少しつらかったですが、まあ、悪い陳羣も有りと思えるかどうかですね。
孔融に関しては庇いきれん。すまん。
それと、我らが荀ケどのは郭嘉の親友としてちょこっと出てきますよ。

戦のシーンは無く、ほとんど登場人物同士のやりとりと、郭嘉とオリキャラの美少年くんの心情描写で構成されています。
この美少年くんに感情移入できるかどうかでこの本の評価がだいぶ変わると思います。
私はショタが好きなので大丈夫でした(笑)

オリキャラの出番が多すぎる作品が苦手だった私も楽しく読めましたし、読了後に余韻が残る一冊です。
私は次の日まで引きずりました。
読み終わっても、もう一度会いたいと思わせる郭嘉がこの本の中にいます。










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