ぼくは怪獣
ギムレーに乗っ取られた主人公の心が実は死んでなかったらという設定。
でも身体とか全部乗っ取られてるから、いわばテレビでギムレーの視界を見てる感じ。
たいとるは彼女の為に泣いた
ぼくは怪獣だからきみと抱き合えないの
この腕はきみを抱き締めるものでもきみを悲しみから救うものでもないから
ひとりぼっちはなれている
生まれ変わったら、なんて願うことすら許されないなら
どうかきみの手で終わらせて
きみに涙は似合わない
ぼくのために泣いてくれなくていい
ぼくを殺せばきみは英雄だ
だからさよなら
ああ、神様。できることならぼくを花に、きみを包み込む酸素に、きみを見守る空に、きみが踏みしめる大地に、なんて、それは大それた願い。
きみのおおきな瞳が揺れたとき、ぼくの意識は途切れる
ぼくは怪獣