不在証明
日吉連載に使えそうなタイトル
かみさまなんていないのよ
突っ伏した机は夏の匂い
祈りと呪いは紙一重
あけちゃだめって言ったのに
僕は子供だった。どんな大人にも負けない子供だった。
ぜ ん ぶ 、 つ な が っ た
吐きそうなほど嫌悪して、引き攣る笑みで好きだと言った
あぁ此処はなんてやさしい世界なのかと、疑いもせず、ただ盲目的に、
彼女にとって自分の存在は、果たして天国と出るか地獄と出るか
生まれて初めて看取ったひとは生まれて初めて愛したひとだった
愛しい君に殺意を抱かざるを得ない状況