過去の遺物。考えたやつのネタバレありのネタ部屋兼お返事返し部屋。

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無題

茶阿局の娘と黒権現
初めは遠江国金谷村の鋳物師の後妻となり、娘を生む。しかし、茶阿局が美人であることから代官が横恋慕し、夫を闇討ちにするという事件が発生する。
茶阿局は3歳になる娘を連れて、謀殺された夫の仇を討ってもらおうと、鷹狩に来ていた家康の一行の前に飛び出して直訴し、代官は処罰されることになった。
家康は茶阿局を一目で気に入り、娘と一緒に拉致に近い形で浜松城に連れ帰り、側室にしたといわれている。  引用wiki


じゃなくて、家康が惚れたのは飛び出して来た茶阿局じゃなくて、その腕に抱えてた娘でしたっていう話。3歳の赤子に何考えてやがるこの野郎。
当時家康は12歳ぐらいで、家康だけどまだ竹千代さま竹千代さまって黄色いピーチ姫やってた時代。
今川さんに話を通して代官を処罰したあと、茶阿局の元にちょくちょく顔を出し始める。

こんな所にわざわざ自分の様子を確かめてくれる権現に、茶阿局はなんて素晴らしいお人なんでしょうとかって崇めたり。それにほくそえむ権現。違うんだよ茶阿局さんこいつ魔性のロリコンですよ。
すくすく育っていく主と遊んであげたり、お菓子とか着物とかあげたり餌付けしようとするけど、主は権現が黒いことを本能で察知して全力で逃げる。笑顔で追う権現。

主は勿論すくすく育つたびに茶阿局の美しさを引き継いで美人さんに。でも寡黙であんまり笑わないし泣かない。無表情。

あと五年あと三年とカウントしつつ、十歳の生誕を迎えた主を拉致に近い形で城に連れ帰る。
目が覚めたら見知らぬ土地の見知らぬ城で、目の前には大嫌いな権現。泣き叫ぶ主を無理矢理手に入れて優越に浸る権現。黒い。

お題は全話リラと満月さんの「楽園という名の檻」を使用予定。


そんなはなし

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