泣かない君へ

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再会の才 / よろずりんく

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そして生まれた絆(ハイジ+森) >> ueki


「ごめんなさい…」
「なんで、アンタが謝るんだよ」
「私が、プラスを止めていたのなら、こんな事にはなっていなかったと思うから。私が繁華界に来なければ、植木は…」
「おい、それ本気で言ってるのかよ?」
「………私はっ、」
「確かに、アンタがいなかったら、プラスはここまで暴走しなかったのかもしれないが、逆に言えばもしアンタがいなかったら、目に見える守るべき存在がいなかったら、多分植木はここまで頑張る事は出来なかったと思うぜ」
「………」

「アンタは、植木を待つって決めたんだろ?」
「えぇ…」
「なら、それを貫いて筋を通せよ」
「…残酷な事を言うのね」
「俺も同じさ。過ぎちまった事をうだうだ後悔して、縛られる事を植木が望むと思うか?いくら自分のせいだと主張しても、植木がそれを責めると思うか?」
「あいつなら、能天気に笑ってすませそうな感じがするわ」
「だろ?」

「…ありがとう。えっと…?」
「ハイジだ。礼を言われるような事なんか言ってねぇよ」
「それでもよ。…私、植木を思い出したばかりなのに、もう植木の想いを忘れてる。それを、再び思い起こしてくれたのはハイジだから、だからありがとうなの」
「そうか」
「あ、そういえば、まだ自己紹介してなかったわね」
「森あい、だろ?」
「……ぇ?」
「植木から、よく話を聞いてたからな。名前だけなら、森の仲間の事も知ってるぜ」
「……ねぇ、植木が繁華界でどんな風に過ごして、どんな人達と出会ったのか、教えてくれない?」

「あぁ、構わない。じゃあ、まず俺と植木の出会いからだな…!」