正義
植木は、バロウが言った『目的を達成するなら、その他全てのものを捨てる覚悟をするべきだ』に対して、『捨てる覚悟は出来そうもないけど、何も捨てない覚悟ならとっくに出来ている』と返した。でも、植木は何も捨てない為に、自分を捨てているんだよなぁ。
植木の正義っていうのはさ、他人の為の信条は勿論、それに伴う自己犠牲も全部含めてが植木の正義じゃないか。その正義を迷わず貫ける姿に私はすげーって思うし憧れるし大好きなんだけど。植木が大好きだからこそ、その正義観で悩む姿や自分の正義が仇となっている状況が見たくなるというか。
原作本編中では、正義を貫きたいと思っても己の無力さを知って悔しがったり、相手に自分の正義自体が否定されたりはあったんだけれど、それでも植木は迷わず前進してきたし、そもそも植木がそういう自分の生き方や価値観で揺らぐ姿ってあまりなかった気がする。+のビャク戦で、仲間は助け合うものというのが当たり前だった植木に強烈な一言を浴びせられるシーンがあったが、あれにおおおおっって思った人もいるんじゃないですか。というか、自分がまさにそうなんです。今まで揺らぐ事のなかった植木が揺らぐ貴重なシーンだと思うんだよね、あれは。
結局植木は最後まで自分の生き方や考え方を曲げずに、森に謝ったけれど。まぁ、原作はそれで良いんだ。そうやって迷わない植木が好きだから。植木の姿を見て周りが惹かれ結局は納得してしまう、そんな展開が好きだから。
だからこそのIF展開、二次創作が燃えるんだよ!って思うんです。